EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
この調査に基づき、EYが女性アスリートのビジネス界でのセカンドキャリアを支援しているプログラムが、世界的に展開している「Women Athletes Business Network」(以下、WABN)です。
2025年3月に迎えた第4期EY Japan WABNアカデミーの最終セッションの模様をお伝えします。
要点
国際女性デーを翌日に控えた2025年3月7日、アスリートたちの熱気で溢れる会場で、第4期WABNアカデミーの最終セッションはスタートしました。
EYには全世界でさまざまなスキルを有する40万人のメンバーが所属し、150以上の国と地域でサービスを提供しています。そのグローバルネットワークを生かして、WABNは日本だけでなくグローバルに展開しているプログラムです。今まで国内外合わせて47名のプロアスリートがWABNに参加してきました。今期のEY Japan WABNアカデミーでは、EYの各分野のビジネスリーダーがアカデミー生のメンターとなって、5カ月間のメンタリングを行ってきました。アカデミー生は「セッション」で学んだ起業家精神やマーケティングの知識、担当メンターとの「メンタリング」で掘り下げたアドバイスを活用し、「ビジネスピッチ」にまとめ、大勢の前でアウトプットすることでWABNは修了となります。
最終セッションは、その5カ月の学びの集大成です。アカデミー生は、審査員を務めるミズノ株式会社相談役会長でWABNエクスターナルアドバイザーの水野正人氏や株式会社イマジンネクスト代表取締役社長でEY Entrepreneurial Winning Women ™ Japan 5 Hundred倶楽部にも所属している笹川祐子氏ら、ビジネスリーダーの前で自分だけの「ビジネスピッチ」を発表します。
EYは、クライアントが確信を持って未来を形づくる支援を行い、現在そして未来に直面する緊急の課題に対する答えを、共に見いだしていくという決意を持って、変革に取り組んでいます。今回のWABNアカデミーのラウンドテーブルで「自信」というテーマを掘り下げることにしたのは、そのような背景があります。
冒頭のあいさつで、WABNリーダーの佐々木ジャネルは、「アスリートにとっても、ビジネスリーダーにとっても、自信は必要不可欠な資質です。EYは過去にも海外のアスリートに向けて「POWER Up」のプログラムを提供してきました。日本のアスリートにも、キャリアに自信を持ち、リーダーシップを学んでいただくために、「POWER Up」を日本のWABNアカデミーにも導入したいと考えてきました」と述べました。
また、EY Japanリージョナルマネージングパートナーの貴田守亮は次のように語りました。
スポーツを通して培われた皆さんの努力・忍耐・情熱とその成果は、ビジネスにも生かせる貴重な財産です。EY Japan WABNアカデミーは、起業家支援で皆さんと社会との懸け橋となるべく支援を行っています。これは、EYのパーパス(存在意義)である「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」を体現するものです。またEYが重視するスポーツの価値を生み出す循環モデルの一つであり、アスリートやコミュニティを支援する「人づくり」そのものです。
米国では、引退後のアスリートが企業に就職または自ら起業して活躍するなど多くのロールモデルが存在します。
一企業だけで世界を変えていくことはできません。WABNに参加された皆さんが日本におけるロールモデルとなり、ビジネス分野においてもリーダーシップを発揮いただけることを大いに期待しています。
「POWER Up」とは、ストーリーテリングとグループディスカッションを通じて、 「自分らしく生き、リードし、周囲に影響を与えるには(Live, lead and inspire authentically)」について考察する、EYのリーダーシップ開発とセルフブランディングのためのプログラムです。EYは世界中のEYメンバー、クライアント、地域社会に対して「POWER Up」を提供しています。
今回は「POWER Up」の5つのトピックのうち、2つのトピックを取り上げ、「Project confidence authentically – 自信を持って自分の能力を発揮する」と「Own Career Journey – 自らのキャリアジャーニーにオーナーシップを持つ」について、過去にWABNに参加した経験のある国内外のアスリート2名にご自身のキャリアストーリーについてお話しいただきました。
1つ目のトピックでは、EY Japan WABNアカデミー第1期生の神谷晴江さん(水上スキー/全日本選手権3回優勝、2018年+35世界選手権総合準優勝)に登壇いただきました。神谷さんは、現在、ビル設備会社の代表取締役を務める経験や地域活動として町内会のお祭りを準備した経験を基に、自分の能力を最大限に発揮するためには、➀最初に自己主張せず、相手の立場を尊重する、②一方的な伝達だけで終わらせない、③リスクを想定した準備を行う、④健康な体の維持の4つを守ることを決めていると話しました。
2つ目のトピック「Own Career Journey -自らのキャリアにオーナーシップを持つ 」では、グローバル版WABNに参加したブラジルの元レスリング選手で起業家のアリーニ・シルバさんが、WABNを受講することでいかにビジネスへの自信を培ったか、言語や環境などの壁を乗り越えてビジネスを成功させたかを語る映像を鑑賞し、テーブルごとにディスカッションしました。
4期生の高橋友喜子さん(競泳/2004年アテネオリンピック競技大会日本代表)は、グループディスカッションで隣に座られた水野正人氏に「私も彼女のように、ずっとスポーツ一筋だった自分に自信が持てなかった」と打ち明け、「賢そうに見せようとしなくても良いのでは。そのままで立派ではないか。」という言葉をいただいたそうです。
髙橋さんは、「アスリートとしての経験は、社会で生きていくには無駄だと思っていました。でも、今日、初めて自分の力になる財産だとお言葉をいただき良かった」と吹っ切れた表情で語っていました。
セッションの中休みには、WABN第1期生でWABNアラムナイメンバーの西村樹里さんが米国のNFLチアリーダーだった経験を生かしてその場で運動できるチア風エクササイズを会場にいるゲストと一緒に行い、晴れの場となるビジネスピッチへとエネルギーを注入してつなげました。
後半は、ビジネスピッチのスタートです。プレゼンテーション力も求められる発表は、司会を務めた丸茂圭衣さん(アーティスティックスイミング/2016年リオデジャネイロオリンピック競技大会銅メダル)が、「過去のご自身の経験に基づく発想ばかりで、個性が非常によく出ていました」と驚くほどの充実の内容となりました。
トップバッターを務めたのは、元バスケットボール選手で、英語が堪能な内海亮子さん(全日本選手権7回優勝、2008年北京オリンピック競技大会世界最終予選出場)です。内海さんは、大使館関係者などの在日外国人家庭に向けたバスケットボールスクール設立のプランを発表しました。
アイデアの源泉は、幼少期を過ごした米国で孤立していた自分を救ってくれたのがバスケットボールだったという経験です。
「今度は私が支える側に回りたいと思ったのがこのプランです。でも、最初はバスケットボールと英語というキーワード以外、どんなビジネスをしたいのか、何も見えていませんでした。そんな中メンターの方にさまざまなキーワードを引き出してもらい、自分の経験とやりたいことを合致することができました」(内海さん)
同様に過去の苦い経験をビジネスピッチに反映したのは高橋さんです。「妊娠・出産により指導者としてのキャリアを断念した」という高橋さんは、20年たった今も同じ悩みを持つ若い女性が多いことを憂い、女性指導者のキャリアをサポートする事業を発表しました。
審査員の笹川祐子氏からは、「性別による役割分担意識が強い日本社会を変えていく事業だと思って取り組んでいってください」というエールが送られました。
さらにアスリートが持つ知識と経験を生かした健康社会の実現を目指しているのが、池田めぐみさん(フェンシング/2004年アテネオリンピック競技大会・2008年北京オリンピック競技大会日本代表)、皆川博恵さん(レスリング/2020年東京オリンピック競技大会5位入賞)です。
皆川さんがレスリングの動きを取り入れたオンライン・パーソナルフィットトレーニング事業に携わる立場から、池田さんは産後の母親やジュニアにコンディショニングを提供する一般社団法人の理事を務める立場から、医療費削減、健康寿命延伸という社会的ニーズにスポーツを役立てるビジネスモデルを発表しました。
2人に共通しているのは、やはりWABN受講前は自分に自信が持てなかったという点です。
皆川さんが「社会に出てからオリンピックに出場したことを足かせのように感じていました」と述べ、池田さんも「いつも自信がなく、打ちのめされてまたチャレンジしての繰り返しだった」と続けました。
しかし、WABN受講後、皆川さんは「私に一番大事なのは、取りあえず恐れずに何かを始めてみることだ」と分かったそうです。そして池田さんはWABN受講を振り返り、こう思いを明かしました。
「事業を進めるには、人に任せることも大切だという視点をいただきました。また、自分が挑戦したい事業に誰にでも共感してもらうためにはどうしたら良いか、会計のプロの方々から客観的なアドバイスもいただけました」
池田さんは、今後、「アスリートが持つコンディショニングの知識を、一般の人にもインストールしたい」と生き生きと語っていました。
このほか、アスリートのセカンドキャリアをサポートする事業を発表した鎌田美希さん(パラ水泳/2014年仁川アジアパラ競技大会銅メダル)、不登校の子どもたちへのサーフィン体験とプロサーファーへのキャリア形成を支援するビジネスモデルを発表したのは水野亜彩子さん(サーフィン/2014年JPSA <日本プロサーフィン連盟)>年間ツアーランキング2位)です。2人もまた、社会課題に取り組む姿勢が評価されていました。
すべての発表を終えると、EY Japan WABNリーダーの佐々木ジャネルが4期生に修了証を授与。さらにWABNエグゼクティブスポンサーの根本知香が「スタート時は戸惑っていた皆さんが、今は個性溢れるプレゼンを堂々と行ったことがうれしい。今後は、アルムナイとしてネットワークを活用し、活躍の場を広げて行ってほしい」と述べ、第4期の幕は閉じました。
2014年以来、女性アスリートが競技引退後にビジネス分野への挑戦やキャリア転換をサポートするプログラム、WABNの日本アドバイザーを仰せつかり、熱意溢れる卓越したメンターの皆さんと弛まなき向上心溢れるメンティーが織りなす素晴らしい成果に心より敬意を表します。国を跨いで広がる流行病、地球温暖化に起因する世界規模の災害、理念なき戦争が引き起こす経済混乱など多難な時代ですが、修了生の皆さんはこのプログラムで習得した力で困難を乗り越えビジネスの世界での活躍を期待しています。
今回のWABNアカデミーにご参加いただいたアスリートの皆さまと、過去4年間にわたり第1期から第4期生までWABNアカデミー生のメンターを務めたEYのビジネスリーダーのコメントをご紹介します。
今回のアカデミーに参加し、今まで自分が考えもしなかった視点からメンターの方にはコメントをいただき、本当に勉強になりました。また他のアスリートの方々の考えや、取り組みに触れることができて本当に刺激的でした。最後のセッションでは「自信を持つことの大切さ」を改めて感じることができ、女性アスリートの可能性は無限大だなと思いました。このような機会をいただきありがとうございました。
メンター:伊藤 陽子
EY新日本有限責任監査法人
第4事業部 パートナー
池田めぐみさんの素晴らしいところは、明るくはきはきと話され、頭脳明晰(めいせき)な方であるとともに、事業の目的が明確であったことです。人々の健康に着目し、Quality of Lifeを向上させることが究極の目的であり、これを達成するための過程として、健康を増進することにより医療費を削減することを目標とされています。WABNアカデミー在籍中からすでにさまざまな取り組みを自治体の事業等として実践されています。水泳教室やバレエのレッスンには授業料を支払うのに、なぜ健康増進のためのサービスには受益者がその対価を支払わないのか、健康をマネタイズすることの難しさをメンタリングでは議論してきました。長寿命化の中で非常に重要なテーマであると思いますので、引き続き一緒に考えていきたいと思っております。
サブメンター:廣瀬 美智代
EY新日本有限責任監査法人
第1事業部 パートナー
池田さんは、ご自身の経験を生かしてやりたいことが明確で、思いを言語化して情熱をもって伝え、聞き手を引き込める力が素晴らしいと思いました。また、引退後すでに幅広く活躍されていることもあり、ネットワークもお持ちで、行動力もあり、現実的な課題認識もできていました。メンタリングを通じてキャッチされた切り口にもすぐに行動を起こし、またそこから学びを得るというスピード感と習得力の高さにさすがトップアスリートスピリットと感嘆しっぱなしでした。ビジネスピッチでもますます強くされたご自身の思いとパワーアップされた展望を自信を持って語られていました。これからも「POWER」を発揮し活躍していかれること間違いなしと確信し、応援し続けていきたいと思いました。私も学ばせていただくこと、刺激をいただくことが多かったです。どうもありがとうございました。
初めは何となく自分のやりたいことがありましたが、本当にそれが実現できるのか。どのようにして進めて良いのか分からず、夢を見ているだけでした。WABNアカデミーに参加して、各セッションでたくさんの方々から刺激を受け、メンターさんが親身になって共にゴールまで取り組んでくれたおかげで、自分の素直な思いと、ビジネスとしての現実的な部分も一つ一つ整理することができ、大変勉強になりました。ネットワークも広がり、自分自身の可能性の広がりも発見することができ、アカデミーを修了した今、エネルギーに満ちあふれているのを実感します。とても充実した期間を過ごすことができ感謝しています!
メンター:曽木 貴子
EY新日本有限責任監査法人
Forensics事業部 パートナー
メンタリングを重ねる中で内海さんのプランや方向性が徐々に明確になっていくのを実感しました。中でも、「子どもの頃に感じた思いがベースにあるのだと気付いて自分の中でつながりました」とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。最終回のビジネスピッチはトップバッターにもかかわらず本当に落ち着いた発表で、ホスピタリティマインドと内に秘めた熱い思いが体現されていました。ぜひプランの実現に向けて引き続き頑張って下さい!
アカデミー参加を通して課題などに対して深く考えたり、自分のキャリアについて改めて振り返って今後どうしたいか考えたりするきっかけになりました。ありがとうございました。
メンター:大久保 照代
EY新日本有限責任監査法人
第5事業部 パートナー
今回のプログラムがスタートした当初はご自身がやりたいことが見えず、苦しまれている様子が見受けられました。ゼロから作り出す作業は初めてだったのだと思いますが、壁打ちを繰り返すうちにゴールが見えてきたのではないかと感じました。鎌田さんは最後まであきらめず、やり抜く力があることが最大の強みであると思います。ビジネスピッチにおいても地に足の着いた良いプレゼンができていたと思います。
WABNアカデミーでの5カ月は、自信喪失から再出発への転換期でした。初日は緊張しましたが、アスリートの価値を再認識し、励まされました。講師陣の熱意ある指導で、ビジネス知識と共に前向きな姿勢を育みました。
特にメンタリングでは、自身の情熱や強みに気付き、弱点を受け入れる貴重な経験をしました。曖昧なビジネスアイデアも、丁寧な助言で具体化しました。この学びは、かけがえのない財産となりました。心から感謝申し上げます。
メンター:根本 知香
EY新日本有限責任監査法人
第2事業部 パートナー
高橋さんはメンタリングの都度、女性アスリートや子どもたちへの自分の思いをまとめてこられ、自分の言葉で伝えてくださいました。ビジネスピッチも自信に溢れたプレゼンでした。これからもアスリート仲間や自治体、他の団体の方々などすでに培ったネットワークも大事にしながら、ご自身のパーパスの実現に向かっていかれることを応援しています。
これまで、社会経験がないことがずっとコンプレックスでした。セッションの中で、目標を達成するために並外れた努力ができるアスリートは、ビジネス界でも活躍できるというお話を伺い、これまでの競技生活を肯定していいんだと自信になりました。自分が弱みだと思い込んでいたものが実は強みなんだと気付いた今、一気に可能性が広がったような気がします。
メンター:日向野 奈津子
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
コンサルティング事業部 パートナー
皆川さんの良いところは、ご自身がやりたいことや課題感を率直に伝えられること、およびそのためにどのような支援を必要としているかはっきりと求めるところです。ビジネス経験がないことに対して自信を持てないご様子でしたが、WABNアカデミーでのさまざまな方との出会いによって、これまでのご経験や大変な努力ができることがビジネスの世界でも自信につながると実感されたと思います。また、ビジネスピッチの経験を通じて、ビジネス実現のためのロードマップを描けていました。皆川さんの確固たるミッションや実現可能性の高さがしっかり示せていました。
今回、WABNアカデミーに参加したことで、自分と向き合い、改めて自分のパーパスを発見することができました。
また、自分では気付いていなかったアスリートとしての価値を知ることができ、新たな出会いや可能性に触れる素晴らしい時間を過ごすことができました。
メンター:土田 真喜
EY税理士法人
People Advisory Services エグゼクティブディレクター
プロサーファーとしての活動に加えて、ピラティスのインストラクターとしてご自身のビジネスに従事していることもあり、当初よりビジネスに関する勘所は高い方でした。スポーツ(サーフィン)を通じて社会貢献をしたいという思いが非常に強く、特に未成年の成長に携わるという「軸」があったため、全4回実施したカウンセリングでの会話も、焦点を絞った形で進めることができました。リサーチ能力も高く、ご自身の成長意欲がとても高いことも手伝って、今回のアカデミーを通じて学びを感じていただけのではないかと思います。
EYは、クライアントが確信を持って未来を形づくる支援を行い、現在そして未来に直面する緊急の課題に対する答えを、共に見いだしていくという決意を持って、変革に取り組んでいます。WABNアカデミーでは、女性アスリートが自信を持ってビジネス界でのキャリアを築くために、社内外のビジネスリーダーと共にプログラムを提供しています。
EY Japanは女性アスリートが競技引退後に、起業を含むビジネス分野への挑戦やキャリア転換のサポートを行うプログラム「EY Japan Women Athletes Business Network Academy(WABN Academy)」を実施しています。次回のプログラムへの参加に関心のある方は、ぜひご登録ください。
*こちらのフォームはプログラムへ応募するためのものではございません。次回開催は未定ですが、次回の公募を開始しましたら、ご案内させていただきます。
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EYの関連書籍のご紹介
EY新日本有限責任監査法人では、より豊かな社会には豊かなスポーツがあると考え、スポーツの発展に貢献しています。本書籍は、アスリートがよりスムーズに次のキャリアに進むことをサポートするために執筆されました。アスリートの持つ魅力を見つめ直し、社会の仕組みなどの基本的な知識を解説することで、次の一歩を踏み出すことを後押しします。アスリートだけでなく、アスリートを支える関係者の皆さまにも読んでいただきたい一冊です。
会社経営の教科書 ―女性起業家が知っておきたい会社づくりのきほん―
EY新日本有限責任監査法人では、Entrepreneurial Winning Women (EWW)の活動を通して、女性起業家を主に経営管理の側面からサポートしています。この書籍は、会社経営は初めてという方々のために「会社づくりのきほん」と考えられる基礎知識を広く解説したものです。2014年の初版から、近年注目を浴びているパーパス経営を織り込むなどの見直しを行った改訂版です。