EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
近年の電子商取引の普及、新しいプラットフォームやツールの開発、さらには常に変化する顧客の要求、それらすべてが相俟って小売業者と仕入先の関係に影響を与えています。単純な割戻やインセンティブから複雑な協力関係まで、企業が仕入先から支払いを受領する多くの理由が存在します。
IFRS会計基準は企業がその顧客に行う支払いについては具体的に規定しているが、その一方で企業がその仕入先から受領する支払いを取り扱う基準は存在しません。ただし、具体的な事実や状況に応じて、適用可能になる要求事項はいくつか存在します。
本稿は、様々な適用可能なIFRS会計基準の要求事項を検討し、企業が仕入先から受領する(又は受領可能な)支払いの会計処理を行う際に検討すべき主要なステップを解説します。
英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
EYのIFRS専門家チームは、国際財務報告基準の解釈とその導⼊にあたり、企業が直⾯する問題を精査します。
IFRS財務諸表記載例、日本基準とIFRSの比較、毎期決算上の留意点などのIFRSプロジェクトにおいて有用な基本ツールをご紹介します。
EYのプロフェッショナルが、国内外の会計、税務、アドバイザリーなど企業の経営や実務に役立つトピックを解説します。