EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
会計基準の適用にあたっては、貨幣価値(単位)が一定であることを前提としておりますが、インフレ率が無視できなくなると、様々な問題が生じます。
企業は、超インフレの存在が確認された期間の期首からIAS第29号を適用することが求められます。
IAS第29号は、経済が超インフレとみなされる絶対的なインフレ率を定めているのではなく、超インフレの存在を示す強力な指標とみなされる国の経済環境の様々な特性について検討しています。
本文書では、2024年6月30日時点において、IFRSの目的に照らして超インフレであると考えられる国のインフレ・データと現在超インフレではないものの監視すべき国について要約しています。
IMFのWEO報告では、イエメンは2022年12月時点と2023年12月時点の3年間の累積インフレ率はそれぞれ110%と47%であるとされました。また、12ヶ月のインフレ率の予測は、2024年と2025年にそれぞれ20%及び15%が予想されています。したがって、2024年6月30日までに超インフレではなくなることが考えられますが、引き続き注視すべきであります。
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EYのIFRS専門家チームは、国際財務報告基準の解釈とその導⼊にあたり、企業が直⾯する問題を精査します。
IFRS財務諸表記載例、日本基準とIFRSの比較、毎期決算上の留意点などのIFRSプロジェクトにおいて有用な基本ツールをご紹介します。
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