EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
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消費財、金融サービス、ヘルスケアの各セクターでも取引状況は活発でした。消費財セクターでは、投資家は、食品・アグリビジネスのバリューチェーン全体にわたり、サステナブル農業、複合農業、木材など、低リスク・中利回りの企業に投資機会を見いだしました。
ヘルスケアセクターでは、エンタープライズイメージング、音声に基づく診断をはじめ、革新的な製品・サービスを提供する医療技術プラットフォームに対してPE企業からの注目が高まっています。
総体的には、PE企業は2024年には取引がさらに活発化すると予想しています。調査回答者の63%が今後6カ月間に取引が増加すると予想しており、減少すると予想しているのは17%に過ぎません。注目すべきは、回答者の20%が活動の著しい増加(25%以上)を予想しており、3カ月前に同じ質問を尋ねた時点と比較して、7パーセントポイントの上昇が見られることです。
イグジットの緩やかな回復が続く
PE企業が年間で公表したイグジット取引は298件で、前年比28%減少しました。取引総額は3,550億米ドルでした。第4四半期のイグジット活動はバイサイドとは対照的な結果となり、やや活発だった第2四半期と第3四半期に比較して低調に推移しました。