金融機関向け会計アドバイザリーサービス(FS FAAS)

近年、金融機関を取り巻く環境は、規制の高度化、リスクの複雑化、テクノロジーの進展により急速に変化しています。その結果、経営には従来以上に高度で迅速な意思決定が求められています。

EYのFS FAAS(Financial Accounting Advisory Services:財務会計アドバイザリーサービス)は、財務・リスク・経営管理の最適化を通じて、金融機関の意思決定の高度化と変革の実行を支援します。複雑化する経営課題に対し、実効性あるソリューションを提供し、長期的な価値創造に貢献します。

複雑化する金融課題に対し、専門性×グローバル×ワンストップで価値を創出

EYのFS FAASは、以下の強みを通じて金融機関の経営課題に対する実効性の高い支援を提供します。

1. 多様な専門家による統合的アプローチ

FS FAASは金融機関の財務報告アドバイザリーに特化した専門チームです。

金融機関の監査経験を有する公認会計士に加え、金融機関・当局出身者・システムベンダーなどさまざまなバックグラウンドを持つプロフェッショナルが経営管理、財務報告、規制対応、リスクマネジメントなどの領域においてステークホルダーから信頼を得られる体制構築を支援します。

2. EYグローバルネットワークの活用

国際的に活動する多数の金融機関への支援実績とEYグローバルの専門家ネットワークを生かし、GAAPコンバージョンや国際規制対応を含むクロスボーダー課題に対し、各国の規制・実務に適合する解決策を提示します。

制度対応にとどまらず、グループガバナンス強化やグローバルオペレーションの運用を見据え、グループ全体で機能する体制の整備・運用を支援します。

3. 構想から実行までの一気通貫支援

戦略・構想策定にとどまらず、業務プロセス、システム対応、内部統制整備、ステークホルダーコミュニケーションまでをワンストップで支援します。

監査・会計・金融規制・リスク管理関係の知見を生かし、当局・監査対応を見据えた形で業務・システムの導入を支援します。また、部門間や海外拠点との利害調整などにおいてプロジェクトの先頭に立って伴走することで、現場で機能する形での業務変革を支援します。

EYができること

FS FAASは、金融機関が直面する幅広い課題に対し、統合的なサービスを提供しています。以下はその主なサービス領域の一例です。

FS FAAS - EYができること

EYのFS FAAS は、次のような課題への対応をサポートします。

    • 公正価値評価

    公正価値評価領域における豊富な知見と実務経験を生かし、クオンツ・アドバイザリーサービスを提供しています。デリバティブ・債券等のプライシング支援、モデル検証、モデルリスク管理、xVA・リザーブ導入、PVG規制対応、IPV等の時価統制整備・運用支援に加え、プロダクトコントロール機能や評価管理態勢の構築まで幅広く対応。金融機関のみならず、エネルギー・コモディティ分野を含む事業会社に対しても、規制対応とリスク管理の高度化を総合的に支援します。


    • 内部格付手法(IRB)

    内部格付手法(IRB)について、豊富な知見と実務経験を生かし、格付モデル検証、リテールプール管理の構築、IRBに係る告示対応、自己資本比率算出支援に加え、内部監査支援まで幅広く対応します。


    • Web3ビジネス向けアシュアランスサービス

    ブロックチェーン技術を活用した「Web3ビジネス」に関する内部管理態勢の整備や法規制対応、適切な財務報告のための助言業務など、監査・アドバイザリーの経験を生かした幅広い支援を行います。


    • 与信運営の高度化・合理化

    金融機関を取り巻く金利環境の変化、人材不足、規制・制度対応の高度化を踏まえ、与信運営の合理化・高度化を一体的に支援します。業務・組織・リスク管理上の課題を整理し、実務に即した運営プロセスや管理態勢の見直し、データ・テクノロジー活用、経営戦略との接続まで幅広く支援。限られた経営資源の中で、判断品質と業務効率を両立する持続可能な与信運営態勢の構築を後押しします。

    • トランスフォーメーション マネージドサービス

    金融機関は、厳しい競争環境や規制対応の高度化に直面する中、限られた経営資源をコア業務へ集中させるため、業務の効率化・高度化やマネージドサービスの活用が求められています。
    EYは、業務プロセスの最適化とデータ・テクノロジーの活用を通じて、オペレーションの抜本的な変革を支援します。
    さらに、リスク管理・ガバナンスを踏まえた実行力のあるトランスフォーメーションにより、持続的成長と競争力強化に貢献します。


    • ファンド投資の公正価値

    ファンドを通じたオルタナティブ投資は年々存在感を増しています。
    このような中、機関投資家においては、投資先ファンドの状況把握に対する業務負担が大きくなっています。ファンドにおいても、投資の公正価値をはじめとした、機関投資家が必要とする情報提供のための体制構築が求められています。
    EYは、機関投資家やファンドの方々に向け、このような業務の効率化や体制の構築を支援します。


    • 内部統制・SOX高度化

    規制環境の変化やデジタル化、グローバル展開の進展に伴い、内部統制(J-SOXおよびUS-SOX含む)には「信頼性」と「効率性」を両立する視点が求められています。EYは、内部統制の構築・高度化を支援し、業務・ITプロセスの可視化から統制設計、有効性評価(整備・運用)、改善までを一貫して支援します。
    また、データ分析や自動化などのデジタル活用により業務の質を高めつつ、グループ全体での統制の整合性と透明性の確保に貢献します。

  • 金融商品に関する会計基準

    「金融商品に関する会計基準」の改正では、IFRSと同じ予想信用損失モデルによる貸倒引当金が導入され、財務諸表の作成および開示から、経営管理、システム対応、ガバナンス、監査対応に至るまで、企業の広範な領域に影響を及ぼします。EY新日本は、改正基準適用のための課題の洗い出しやロードマップの作成を目的とした影響度調査から、会計制度対応、ECLモデル構築、決算プロセス構築やシステム導入まで包括的に支援します。 

  • 経営戦略・財務資本戦略領域を対象とした各経営アジェンダについて、初期検討段階から実際の検討・実行段階に至るまで、各フェーズに応じた段階的なご支援のほか、初期調査からゴールまでの全行程を通じたシームレスなご支援まで、ご要望に応じた柔軟なスタイル(助言型・伴走型など)で、企業価値向上に貢献します。


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