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2025年6月17日、国際会計基準審議会(IASB)は、IFRS第16号「リース」の適用後レビュー(PIR)の一環として情報要請を公表しました。
PIRは、IFRS基準の要求事項が財務諸表の利用者や作成者に与える影響を評価するためのIASBのデュー・プロセスの一部であり、基準の発効後一定の期間を経て実施されます。今回のPIRでは、IFRS第16号の適用に関するフィードバックを求めています。
IFRS第16号は、30年以上にわたるリース会計における最も重要な変更であるとされています。建物、附属設備、車両を含むほとんどのリースを資産計上することを要求し、使用権資産とリース負債の両方を貸借対照表に認識する必要があります。
したがって、IFRS第16号は多くの企業、業種に影響を与えるものであリ、今回のPIRはその影響についてすべての利害関係者から意見を聞く機会をIASBに提供するものとなります。
本稿では、PIRに至る背景と情報要請で取り扱われる主なトピックについて解説しています。
英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
IASB Request for Information for Post-implementation Review of IFRS 16
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