IFRS Developments:不確実性に関する開示

2025年11月28日、国際会計基準審議会(以下、IASB)は「IFRS第7号、IFRS第18号、IAS第1号、IAS第8号、IAS第36号及びIAS第37号の設例に対する修正-財務諸表における不確実性に関する開示」(以下、本改訂)を公表しました。本改訂は、IFRS第7号、IFRS第18号、IAS第1号など複数の基準に設例が追加されており、気候関連やその他の不確実性に関する報告を改善することを目的としています。既存の要求事項を変更するものではなく、重要性の判断、重大な判断や見積り、情報の分解等について、具体例を用いて示しています。

改訂の背景には、投資家や規制当局が財務諸表とサステナビリティ開示の一貫性を重視する傾向があります。追加された設例では、気候関連リスクの影響や移行計画、減損テストにおける仮定、信用リスクの見積り、固定資産の注記における分解情報などに関して、企業が重要性を判断する際に考慮すべき定量的・定性的要因を示しています。

本稿では、EYの見解を含めて、本改訂を解説しています。

「IFRS Developments 第244号 2025年12月」をダウンロード

英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
IASB issues Disclosures about Uncertainties in Financial Statement





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