サステナブルファイナンス

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⾦融サービス事業者が、より多くの価値の創造と測定可能な変化をもたらす公正で持続可能な未来への移⾏を加速させるようなサステナビリティ⽬標を定められるよう、EYのプロフェッショナルがサポートします。またクライアントの皆さまが、環境・社会・ガバナンス(ESG)要素を意思決定に取り⼊れ、規制による影響への対応や気候変動の緩和を実現できるように⽀援します。

EYができること

EYのチームは、皆さまがESG要素を意思決定に組み込み、それによって持続可能でインクルーシブな成⻑に寄与し、規制による影響への対応や気候変動の緩和を実現できるよう⽀援します。

EYの気候変動・サステナビリティ業務には、世界中で3,000人を超えるアドバイザーが携わっており、クライアントの皆さまは、EYが有する規制に関するホライズン・スキャニング・ツールやベンチマーク分析、最先端のソートリーダーシップをご利用いただけます。

  • 価値主導型のサステナビリティ

    サステナビリティを報告主体の説明から価値を重視したストーリー性のあるものへと転換させて、経営陣と連携しながらサステナビリティをビジネスチャンスに変えると共に、企業が価値の創出や保護をできるよう支援します。

    • サステナビリティ報告と戦略の整合性を図る: 皆さまのESG戦略のフレームワーク構築とESGリーダーになる道筋を支援します。これには、パーパスに命を吹き込む、ビジョンを策定する、サステナブルファイナンスの目標達成までのロードマップを描くといった作業が含まれます。
    • 長期的価値戦略:サステナビリティと長期的価値の創造を通じて、どこで、どのように差別化を図るかを明確にするお手伝いをします。EYのチームは、サステナビリティを皆さまの意思決定プロセスに組み入れ、共通のESG戦略で事業部門間の整合性を確保できるよう支援します。
    • 市場調査とベンチマーキング :ベンチマーキングの基準を皆さまやステークホルダーと共同で策定します。フレームワークに基づいて企業評価を行うための調査を実施し、結果を基に同業他社との比較分析を行います。
    • 商品開発:ESG商品戦略を策定し、既存商品についてはサステナビリティ基準を満たしているかを評価します。
  • 移行を加速化

    ネットゼロへの移行の加速化、および組織変革プロジェクトの実行をサポートします。

    • ネットゼロ実現に向けた取り組み: ネットゼロ目標を企業全体に浸透させて目標への義務感を醸成し、長期的な低炭素戦略から価値を創造します。
    • 気候変動リスクの全社リスク管理(ERM)への統合:気候変動リスクデータをデータモデルに組み込み、気候変動とESG開示情報の整合性を確保して持続可能かつ反復可能なプロセスを構築することにより、気候変動リスク評価と戦略立案をサポートします。
    • ストレステストとシナリオモデリング:ビジネスモデルに対してシナリオテストを実施して、皆さまの計画を適切に調整し、規制当局の要求に沿ったものとなるようサポートします。
    • 欧州連合(EU)アクションプラン:EUアクションプランが事業に与える影響を評価し、詳細なギャップ分析を行った後、解決策を立案して実行します。
    • 税務:気候変動に対応し環境目標を達成するため、各国政府は税制を積極的に活用するようになっています。税額控除や税制上の優遇措置、炭素価格制度などがそうです。EYのプロフェッショナルは、現在および将来の政策変更に関する情報収集を怠らないよう企業に働きかけています。また、企業運営のグリーン化に活用できる税制優遇措置について助言し、企業が二酸化炭素排出量を削減しながら新たな炭素税に対処できるよう支援します。他にも、コンプライアンスや報告要件の順守をサポートすることでリスクの低減に協力します。
    • データ&テクノロジー:どのようなデータが最も重要かを理解し、高品質なデータ出力に重点を置くプロセスをESGデータモデル(完全統合、カスタマイズ済み)内に定義することを支援します。
  • ESGギャップを解消

    資本調達の改善や投資家からの信頼の向上といったESGレーティング(格付け)の向上がもたらす戦略的およびビジネス的価値を評価します。また、クライアントの皆さまのESG戦略の重要事項を加速させるため、ロードマップを作成し幅広いステークホルダーとの連携を図ります。

    • サステナビリティ情報開示:ESG報告要件を明確化し、統合報告フレームワークを用いて報告プロセスを合理化します。
    • 気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD):気候リスク報告がTCFD提言に沿っているかどうかについて助言し、情報開示の改善に必要な変更の実施を支援します。
    • グリーンボンド:グリーンボンド原則および気候ボンド基準(EYは認定検証機関)に照らしながらグリーンボンドの認証を支援します。グリーンボンドの発行前と後に保証業務を行い、推定されている「グリーンな特性」の影響に関する報告を定期的に検証します。
    • 財務部門の役割:財務部門と協力して、サステナビリティ戦略を策定します。付随して長期的価値の創造・測定・発信、および非財務報告と財務報告の関連付けを行い、長期的なリスク管理を支援します。
    • 全社的なトレーニング:取締役会レベルから全従業員まで、各業務部門においてサステナブルファイナンスに関する研修を実施します。
    • スチュワードシップ:長期投資家を集めステークホルダーの支持を得られるよう、ESGスチュワードシップを進化させます。

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