EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
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この10年間で、新しいテクノロジーが登場し、消費者の嗜好(しこう)や習慣は劇的に変化し、サイバー攻撃、サプライチェーンの混乱、地政学的緊張といった新たなリスクが顕在化しました。しかし、この2年間で最も大きく変化したのは、このような動向が進展する速さです。例えば、AIの発達は急速に進んでおり、数カ月前には不可能に思えたことが、突如として可能になりつつあります。これを反映して、調査対象のCFOの80%が、AIを活用する事業モデルが、今後12カ月間に、自社において「かなり」または「ある程度」重要な役割を果たすと予想しています。
リスクもまた、急速に変化しています。これを受け、調査対象のCFOの77%が、サプライチェーン、投資、リスクエクスポージャーに関する意思決定において、今後1年間、引き続き地政学的な不確実性を考慮することになると考えています。リスクの急速な変化の結果、価値の創造と毀損の双方につながる複数の要因が現在浮上しつつあります。これらの総合的影響のために、CFOは自らのアプローチの見直しを迫られています。
価値創造の本質は変化し続けており、従来のアプローチによって価値を定義、測定し、実践することは難しくなる一方です。これに伴い、価値をどのように評価し、伝えるかというCFOにとっての課題も増大しています。従って、CFOは価値の測定と報告の方法を再考する必要があります。この点は調査結果にも表れています。調査対象のCFOの67%が、企業価値の測定方法を早急に見直す必要があると回答しました。また、回答者の71%が、人とテクノロジーの融合を図る取り組みを評価するには、従来の指標では不十分だと述べています。