入社の動機
前職は現在と異なり日々の業務に変化がなかったため、ITか士業の世界に飛び込みたいと考えるようになりました。技術と法律、それぞれ真逆な業界ですがどちらも変化が速く、自らアンテナを張り常に最新情報の習得が必要であり、飽きることがなさそうだと感じたためです。
前職が国際事務業務であったことから、それらの業界でも「英語を生かせる仕事」を探したものの、沖縄県内では希望にかなう仕事が見つけにくい中で、たまたま目に留まったEYの説明会に参加しました。それまではEYはもちろん、Big 4についても全く知らず、士業といえば地方に根付いて中小企業を相手に9時から18時まで働くという固定観念があったので、グローバルな業務内容や柔軟な働き方に驚きつつも、座談会での先輩職員の優しい雰囲気や、「沖縄事務所は未経験のメンバーが多く、育成に大変力を入れている」と直接聞けたことが決め手となり、説明会の帰りには「絶対EYに入ろう！」と決意し、選考に向け準備を始めていました。
入社後の印象・雰囲気
穏やかな方もいれば、活発で業務後や休日にスポーツに精を出す方、ユニークな趣味をお持ちの方、子育てしながら精力的に仕事に取り組む女性メンバーなど、とにかく個性豊かな人が多い職場だと感じました。一方で、共通していたのはどの方も業務知識が深いと同時に、同僚や新人職員に対してとても親切だということです。税務が未経験で知識のない私にも、先輩方が優しく教えてくれたので、入社当時、知識が足りず業務の進め方に悩んでいた時は大変励みになりました。私が入社した当時と現在の沖縄事務所とでは、体制や規模も含め様変わりしていますが、先輩職員が新人職員を一定期間サポートする「ピアアドバイザー制度」や、東京と沖縄という事務所の場所にとらわれずに行われる同僚との業務内外を問わない遠隔での交流など、以前とはやり方は違えども、「EYに入った方を全力でサポートしよう！」という文化が根付いていると思います。
仕事内容
所属するGP（Global Payroll）チームでは、主に国内外に複数拠点を持つグローバル企業からスタートアップ企業まで、さまざまなクライアントの給与計算や社会保険業務を行っています。英語対応が可能であったことから、入社当時はチームの垣根を越え記帳代行業務や源泉所得税のレビューなどの業務も従事していましたが、シニアスタッフへの昇格を機に所属チームの業務に専念しています。
給与計算では、既にEYと契約されているお客さまへの月締めのサービス提供はもちろん、最近は新しく給与・社会保険業務をEYに委託するお客さまからヒアリングを通して情報収集・システムのセットアップを行い、作業プロセスやツールなどを整備した後に後任の担当者に渡す、オンボーディングと呼ばれる業務を多く担当しています。以前はメール中心だった英語も、国外にいるEYのメンバーやクライアントとのミーティングなどでスピーキングを求められる機会が増え、もっと英語力に磨きをかけねば…と感じる毎日です。
仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間
GPチームには、国内外に複数拠点があっても日本の拠点が小さいために人事・経理の機能を置けず、また海外の法制やルールに詳しくないため、EYを信頼して対象業務を委託されるクライアントが多くいらっしゃいます。日本語でも説明するのに苦慮してしまう非常に複雑な社会保険の制度や所得税の計算方法などについて英語で説明を求められることもありますが、その説明やこちらから提案した内容などに納得され、感謝の言葉をいただけた際のうれしさはひとしおです。EYが業務を受託することで、お客さまはメインの事業に集中できることから、規模の大小を問わず、お客さまのビジネスのサポートに貢献しているのだ、と感じられることも大きな魅力ではないでしょうか。
今後の目標・キャリアの展望
直近の目標は、恥ずかしながら社会保険労務士資格の取得です。入社してから何度か挑戦していますが、やはり高い壁だと感じています。社労士資格を取得すれば、関与できる業務の幅もより広がりますし、今後上の職階を目指す上でも必要不可欠なものですので次の3年内での取得を目指して頑張っていきたいです。
シニアになってからは業務にとどまらずエンゲージメントのコスト管理や、クライアントへのサービスのご提案・見積もり提示など、以前は存在すら知らなかったタスクを任されるようになりましたので、もっとできること・分かることを増やしながら、より多くの経験を積み、沖縄のGPチームをリードできる人材になれればと考えます。
当法人に関心をお持ちの方に向けたメッセージ
税金や社会保険、簿記なんて難しそうだし知識もないしなぁ、と諦めるのは早いです。もちろん事前知識があるに越したことはありませんが、未経験で入社しても必要な知識やスキルを学べる風土や環境がEYにはあります。働き方も含め自由な面が多い分、求められるレベル感は決して低くはありません。しかしその分、自分が望めば望むほど携わることのできる仕事の範囲は幅広く、そして自身も大きく成長することができる職場です。
EYBPはまだ新しい組織ですので、暗中模索な面もこれから出てくるかもしれませんが、一緒に組織を育てご自身も成長したい方と一緒に働ける日を心待ちにしております。
