アジャイルモデル導入・伴走支援サービス

AIの普及により、IT部門には単なる実装や効率化を担う役割を超え、ビジネスと一体となって価値創出を主導することが求められています。

EYは、アジャイルの考え方を軸に、ビジネスとITが協働しながら価値定義・意思決定・検証を継続的に回し続ける組織への転換を、導入から実践、定着まで一貫して伴走支援します。

なぜ今アジャイルモデルによるアプローチが必要なのか

生成AIの普及により、設計・開発などの実装工程は効率化・標準化が進み、ITの価値は「何を作るのか」「成果をどう判断するか」という意思決定領域へ移行しつつあります。

アジャイルモデルとは、ITとビジネスが密接に連携し、顧客価値に関する仮説を立て、短いサイクルで検証・学習・改善を繰り返すことで、不確実性の高い環境下でも価値創出を持続的に最適化していくアプローチです。変化を前提とし、学習と意思決定のスピードを競争力とするアジャイルは、AI時代における中核的な経営・ITモデルとなりつつあります。

AI時代、ITの価値はどこに移るのか

生成AIやAIエージェントの急速な進展により、その活用の巧拙が企業業績に与える影響は、これまでになく大きくなっています。

特に、これまでIT部門やITベンダーが主業務として担ってきた設計・開発・テストといった実装工程は、生成AIによって急速に効率化・標準化されつつあります。

この変化は、単なる生産性向上にとどまりません。開発やプロジェクト管理といった従来の中核業務そのものが、AIに代替・吸収されていく可能性が現実味を帯びています。

結果として、「作ること」そのものでは差別化が難しくなり、ITの価値創出構造は大きな転換点を迎えています。


参考:中山 高史『AI共存時代,僕らの価値とは -「スマイルカーブの左右」における人間の価値の出し方』 https://newspicks.com/news/14224215/body/ (2026年4月24日アクセス) をベースにEY作成

IT部門はどう役割を変えるべきか

ではAI時代において、IT部門はどのような役割を担うべきなのでしょうか。

実装工程がAIに委ねられていく中で、人が担うべき価値は、より上流の構想策定・要求/要件定義、そしてより下流の「AIが生み出した成果物をどう評価し、どの成果をもって成功と判断するのか」という意思決定領域へと明確に移行します。

言い換えれば、IT部門は従来の業務領域を超え、ビジネスにより近い場所で価値創出に関与することが求められます。そのためには、ビジネス部門との距離を縮め、「何を作るのか」「なぜそれが価値なのか」を共に考える関係性への転換が不可欠です。



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この役割変貌を実現するための実践的な手法として、アジャイルモデルは極めて有効です。

例えばスクラムでは、スプリントという短いサイクルの中で、日々ビジネス部門と密に対話しながら仮説検証を進めます。これにより、IT部門は単なる実装主体ではなく、価値定義と意思決定に関与する存在へと進化していきます。

ビジネス部門にとってのアジャイルモデルの価値

一方で、アジャイルモデルはIT部門だけのものではありません。ビジネス部門にとっても、AI時代における価値創出を加速する重要なアプローチです。

特にSoE(Systems of Engagement)の領域では、完璧さよりもスピードが競争力を左右します。不確実性が高い中でも、できるだけ早く顧客に商品・サービスを届け、学びを次に生かすことが求められます。

IT部門とタッグを組み、アジャイルにサービス開発へ取り組むことで、ビジネス部門自身がAIの特性や限界を理解しながら、価値創出に主体的に関与できるようになります。

その結果、AIを「ブラックボックス」として扱うのではなく、ビジネス側の理解が深まり、市民開発の拡大や現場主導の改善にもつながっていきます。


EYが提供するアジャイルモデル関連サービス

以上のとおり、AI時代において求められる仕事の進め方は、従来型の分業・固定型プロセスではありません。価値を仮説として捉え、ビジネスとITが一体となって検証を続ける――その中心にあるのがアジャイルです。

アジャイルモデルは、単なる開発手法ではなく、AI時代における価値創出と意思決定のための実践的なアプローチです。

EYでは、アジャイルモデルを「IT部門が戦略パートナーへ転換するための変革手段」と位置付け、以下のようなアジャイルモデル関連サービスを提供しています。


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