IFRS Sustainability Developments 第9号:ISSBが温室効果ガス排出の開示に関する修正を提案

ISSBの本公開草案は、IFRS S2号を修正し、特定のGHG排出の開示に関する既存の救済措置を明確にするとともに、追加の救済措置を提供することを目的としています。

2025年4月28日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、IFRS S2号「気候関連開示」の修正に関する公開草案を公表し、既存の救済措置の明確化を図るとともに、特定の温室効果ガス(GHG)排出の開示要求事項に対する追加的な救済措置を提供することを提案しています。本修正案は、IFRS S2号の要求事項を適用する際に利害関係者が直面する課題に対応するものです。

本公開草案に対するコメント期間は2025年6月27日に終了します。

「 IFRS Sustainability Developments 第9号 2025年4月 」をダウンロード

英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
ISSB proposes amendments to Greenhouse Gas (GHG) emissions disclosures





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