EFRAGが簡素化欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に対するテクニカルアドバイスを提出

2025年12月3日、EFRAGは、公開草案に関するパブリック・コンサルテーション、アウトリーチイベント、フィールドテストからのフィードバックに対応した後、改訂されたESRSに関するテクニカルアドバイスを欧州委員会に提出しました。

EFRAGのテクニカルアドバイスは、2023年7月に欧州委員会によって採択された12のESRS及び関連する用語集を含むESRSセット1に対して提案された簡素化パッケージ(「改訂版ESRS」)で構成されています。このテクニカルアドバイスには、ESRSセット1の重要な簡素化が含まれており、必須データポイントが61%削減される結果となっています。

ESRSセット1の改訂は、2025年2月に発表された欧州委員会の第1弾オムニバス簡素化パッケージを契機として行われました。当該パッケージは、企業サステナビリティ報告指令(CSRD)の適用を受ける欧州企業の報告負担を軽減し、EUの競争力を高めることを目的としています。

欧州委員会(EC)は現在、テクニカルアドバイスをレビューしており、最終的な改訂版ESRSについて、2026年半ばまでに委任法を通じた採択が予定されています。

「EFRAGが簡素化欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に対するテクニカルアドバイスを提出」をダウンロード

英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
EFRAG publishes technical advice on simplified European Sustainability Reporting Standards (ESRS) (PDF)


翻訳者:EYベルギー JBS シニアマネージャー 馬場 翔太



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