IFRS Developments:超インフレ表示通貨への財務情報の換算(IAS第21号の修正)

2025年11月13日、国際会計基準審議会(IASB)は「超インフレ通貨への財務情報の換算-IAS第21号の修正」を公表しました。

IAS第21号「外国為替レート変動の影響」では、企業の機能通貨が超インフレ経済の通貨か否か、またその場合に表示通貨が超インフレ経済の通貨か否かによって在外営業活動対の換算方法が異なると規定されています。

IASBは、現行基準では超インフレ経済ではない機能通貨から超インフレ経済の表示通貨への財務情報の換算に関して、現行規定では実務の不統一が生じ、財務諸表利用者にとって必ずしも有用な情報が得られない場合があると述べています。

本改訂は、実務上の不統一を解消することで、もたらされる情報の有用性を費用対効果の高い方法で改善することを目的としています。

本改訂は、2027年1月1日以降開始する事業年度に適用され、早期適用は認められます。

本稿では、改訂基準の新たな要求事項について、EYの見解とともに解説しています。

「IFRS Developments 第243号 2025年11月」をダウンロード

英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。
Translation to a Hyperinflationary Presentation Currency





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