EOY 2025 Japan 中国地区代表アントレプレナーが決定

桐田 直哉　氏（きりた なおき）
株式会社カワトT.P.C.（山口県岩国市）　
代表取締役社長
設立：2002年7月
URL：www.kwt-tpc.co.jp
経歴／プロフィール
愛媛大学工学部卒業。金型メーカーを経て川戸鉄工株式会社（現カワト T.P.C.）に入社、2008年 同社取締役本部長、2011年 グループ会社である株式会社テクマックに転籍し同社取締役副社長。2014年、カワトグループの再編に伴い株式会社カワトT.P.C.と合併し、同社専務取締役に就任。2023年から現職。山口県出身。
事業概要：
集合住宅配管システムや水栓金具・継手部品の製作・加工を手掛ける。従業員の７割が女性で、独自の組織形態やAI活用、無人化工場により、働き方の改革と利益の拡大を実現している。また、近年は無人化工場の稼働ノウハウを活かし、廃校を活用した分散化工場プロジェクトを開始し、建設コスト低減・人手確保とともに地元の新産業・雇用創出など多様な価値創出を行い、地域の活性化に貢献している。

西尾 周一郎　氏（にしお しゅういちろう）
株式会社オーディオストック（岡山県岡山市）
代表取締役社長
設立：2007年10月
URL：audiostock.co.jp/
経歴／プロフィール
1982年、岡山市出身。岡山大学在学時の2007年に創業し、音源のライセンス販売サービス「Audiostock」の開発運営を行う。クリエイターが制作した楽曲の音楽著作権を管理し、動画やゲームの制作者にサブスク形式で使用権を提供しています。サービス開始以来、10億円以上をクリエイターに還元し、年間1,000万円以上の収益を得るクリエイターも輩出。J-Startup WESTに選定。
事業概要：
「Audiostock」は音源のライセンス販売サービスです。
音楽クリエイターは自身で制作した音楽を登録して使用権を販売することができ、売上に応じた使用料（印税）を受け取ることができます。顧客は単品購入またはサブスクリプション方式で購入手続きを行うだけで音楽の利用許諾を得ることができ、テレビ番組・YouTube・広告・アプリ・ゲーム等の商用コンテンツに音楽を組み込むことができます。

上杉 正章　氏（うえすぎ まさあき）
株式会社トロムソ（広島県尾道市）
代表取締役
設立：1994年10月
URL：tromso.co.jp/
経歴／プロフィール
1975年生まれ、広島県尾道市因島出身。2012年株式会社トロムソに入社し、技術部門で製造・開発を担当した後、2017年に執行役員に就任。創業者の引退にともなう会社解散の危機に際して事業承継を決意し、2019年に代表取締役に就任。創業者の意思を継ぎつつ、いまを「第二創業期」と位置づけ、いくつかの新事業を立ち上げ中。日本に加えてアジアやアフリカで事業を推進し、国連組織とも複数のプロジェクトを展開中。
事業概要：
当社は、もみ殻を固形燃料化する装置と、様々なバイオマスを炭化して「バイオ炭」を製造する装置を開発・製造しています。もみ殻固形燃料は化石燃料の代替として温室効果ガスの排出を抑制し、バイオ炭は土壌の保肥力や保水力を高め、化学肥料の削減や農産物の収量増加に寄与します。さらに、土壌中に炭素を固定することでカーボンマイナスを実現。これらの事業を通じて循環型社会、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

片桐 萌絵　氏（かたぎり もえ）
とらでぃっしゅ株式会社（広島県東広島市）　
代表取締役
設立：2025年4月
URL：www.tradish.info
経歴／プロフィール
2004年愛知県奥三河地方生まれ。国指定重要無形民俗文化財「古戸花祭」の担い手。広島大学在学中に20歳でとらでぃっしゅ株式会社を創業。女子大生民俗芸能オタクとして、等身大の地方創生を実践中。第8回中国地域女性ビジネスプランコンテストSOERU大賞など数々のビジネスコンテストでグランプリ受賞。
事業概要：
私たちは、民俗芸能の保存・活性化に関するコンサルティング業を行っています。お祭り保存団体の自立支援やお祭りの知名度向上、観光資源化、女性の参画促進に注力。また、「お祭り魂育成塾」を全国で運営し、地域外の観光客が地域の担い手としてお祭りに参加できるディープな体験価値を提供し、お祭りと地域を愛する「お祭り関係人口」の拡大を目指しています。

長岡 秀樹　氏（ながおか ひでき）
CIA株式会社（広島県広島市）
代表取締役
設立：2015年9月
URL：www.cia-j.co.jp
経歴／プロフィール
広島県三次市生まれ。家業の農業に従事しながら、伐採・災害復旧の仕事に携わり、10年以上地方の課題と可能性に向き合う。地域を再生するには魅力ある企業が必要と考え、2015年、広島でCIA株式会社を創業。防犯×AIで小売りの不明ロスに挑む事業を展開。現在も地元とのかかわりを大切にしながら、地方発の技術で全国展開に挑む。
事業概要：
万引きの予兆行動を捉え、証拠映像を自動記録する防犯システムを開発。常習犯の来店を検知すると店舗へ即時通知し、店内放送やサイネージ、スタッフの声かけなどを組み合わせて「万引きできない環境」を構築します。Gメンによる検挙に頼らず、犯罪の芽を事前に摘み取る“捕まえない防犯”を実現。人手不足に悩む小売現場で導入が進み、ロス削減と業務効率化を同時に叶え、高収益な店舗運営に貢献します。