入社の動機
未経験でも、英語を使用して会計業務に携わることができる会社を探していました。EYビジネスパートナー株式会社（当時のOC & Associates株式会社、2021年5月に統合）は、面接時もオフィスツアーの際も、穏やかな雰囲気だったことが印象的で、長期的に就業しやすそうだと感じ、入社しました。
前職では法人営業に携わり、バックオフィス業務は経験したことがありませんでした。そのため、未経験の業務について、頭の中のイメージで判断せず、取りあえずなんでも経験してみよう、というようなスタンスであったと思います。
入社後の印象・雰囲気
私が所属するOne-stop serviceには、穏やかで優しい方が多い印象です。
入社当時は右も左も分からない状況でしたが、質問をすればどなたでも時間をとって説明してくれましたので、そのような環境にとても感謝いたしました。今現在においても、どの職階の方でも親身になって相談に乗ってくれるので、自分もどなたかに質問を受けた際はそのような対応を心がけようと自然と思えます。
また、働き方に関しては、週に3回はリモートワーク、週に2回は出社という形なので、とてもバランスのいい働き方であると感じます。
仕事内容
One-stop serviceでは、主に外資系企業のクライアントに対し、Accounting、Payroll、Taxなどのサービスをワンストップで提供しています。
Accountingでは支払い手続きから月次の記帳業務、Payrollでは給与計算、社会保険に関する業務、Taxでは各種申告書のPrepare業務に、主に携わっています。クライアントごとに数名のチームで構成されており、スタッフである私は、先述した月次・年次業務に関する成果物を作成し、レビュアーにレビューいただいた内容に問題がなければクライアントに納品、または各行政機関に申告する、というのが主な流れです。
従業員が数名のクライアントでは、上記業務の担当者が日本に不在の場合もあり、本社と英語でのやり取りが発生するため、専門的な知識と英語の伝達力の必要性を日々感じます。一方、従業員が20名ほどのクライアントでは、上記業務の担当者が国内にいらっしゃいますので、協力を仰ぎながら業務を遂行します。人数が多い分、クライアント側とのやり取りや各種業務のボリュームが多く大変ですが、発生する事案も多岐にわたり、勉強になります。
仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間
1年以上関わっているクライアント側のご担当者が変わった際、少し混乱が起きてしまいました。新しいご担当者からは、One-stop serviceが提供している経費精算などのシステム周りの運用方法、クライアント側の業務フロー、従業員の入退社や休職状況、月次のAccountingレポートの内容などの質問を矢継ぎ早に受けました。入社当時であれば、各種の質問を誰に相談しどのように解決すれば良いかが分からず困っていたと想像しますが、長期にクライアントと関わっていたおかげで、レビュアーの助けをたくさんいただきながらも落ち着いて対処することができました。その経験から、より好みせず業務に取り組むことの大切さ、また、長期的・継続的にクライアントと密に関わることの大切さを学び、やりがいを感じました。
今後の目標・キャリアの展望
社内でも社外でも、労働人口減少という文脈からバックオフィスの効率化およびアウトソーシングという流れが加速しているという話題を見聞きします。その大きな時代の転換期に自分ができることは、まずOne-stop serviceが提供する業務の全体観を意識しつつ、月次業務の運用をしっかりとこなしてレビュアーの視点を徐々に持つことだと考えます。なぜなら、業務の設計および運用の効率化ができるようになるのは、目の前の運用をしっかりとこなせてからだと感じるからです。また、クライアントごとの個別具体的な質問を法律に当てはめて解決されるレビュアーの姿を見て、体系的な知識の習得の大切さも感じています。自分がどこに軸足を置きたいのか、どのような方法でクライアントに価値提供していくのか、常に考えながら業務に励んでいきたいと思います。
当法人に関心をお持ちの方に向けたメッセージ
私は業務未経験の状態で入社しましたが、私と同じような条件の方は、さまざまなバックオフィスに携わる業務に不安を覚えると思います。
しかし、未経験だからこそより好みすることなく業務に取り組めるという側面もあると思いますし、質問をすれば周りの方が助けてくれる環境です。また、実際に業務に携わることで初めて見えてくることがたくさんあります。私もまだまだ経験が浅いですが、自分次第でキャリアの幅を広げることが可能な環境であると思いますので、入社される方は、ぜひ一緒に頑張っていきましょう。
