EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
今回の調査から、企業の気候変動関連情報開示はあまり進んでいない状況が明らかになりました。企業の64%に移行計画があるものの、その大半はこれまでの状況から進展がないか、後退しています。今回の調査によると、気候問題に消極的な企業は大きな代償を払う可能性があります。今後も対策を講じない場合、そのコストは平均で年間収益の15%に達すると推計されています。それにもかかわらず、物理的リスクであれ、移行リスクであれ、気候変動関連リスク(物理的リスク/移行リスク)に対応するコストと、対応しない場合の長期的なコストの双方について財務的影響を評価している企業は3社に1社未満(31%)です。
企業の25%が2024年時点で移行計画を開示していない、または開示を予定していません。移行計画の開示を躊躇する理由は、いくつか考えられます。
- 政情不安
- 移行計画の策定に伴うコストと手間
- 移行計画が存在しない
- 一般に公開する上で必要な頑健性と信頼性の欠如
- 重大な物理的リスクや移行リスクに対するエクスポージャーの詳細など、競合他社に営業上の機密情報を開示することへの抵抗感