EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
不確実で複雑な環境において成果を生み続けるためには、ワークフォースの整備に加え、人材の行動変容が重要です。EYラーニング・マスターズは、求められる行動と現状のギャップを明確化し、「パフォーマンス・コンサルティング」のアプローチを通じて、人と組織の変革を支援し、持続的な成果創出を実現します。
人材育成が経営課題となるのは、なぜでしょうか。事業も市場も、そして顧客もまた、日々変化を続けています。しかし、多くの企業では、組織だけが昨日のままとなるのが実情です。いま求められるのは、人材育成の起点を「パフォーマンスの向上」に置き、再現性のある形で組織に実装する「成果創出」のアプローチです。
多くの企業が、日々変化への対応を求められています。技術革新、市場構造の変化、顧客ニーズの多様化――経営層は常に次の打ち手を考え、戦略を見直します。しかし現実には、戦略そのものよりも、その戦略の実行に苦労するケースが多くあります。
経営層は外部環境や数年先の市場、競争を見据えて意思決定を行いますが、実際に戦略を実行し、顧客への価値提供を担うのは現場で働く一人ひとりです。そのため、優れた戦略を描くだけでは十分ではなく、それを実行し続ける組織の力が求められます。
企業の競争力を支え、成長を促す要因は、戦略だけではなく、変化に適応し続ける組織能力にあります。そして、組織能力は、システムや設備のように導入できるものではなく、現場の人材による判断や行動の積み重ねによって形成されます。
こうした観点から、組織能力を考えるうえで重要になるのが、働く人の「パフォーマンス」です。この場合のパフォーマンスとは、どのような行動をとったか、どのように実行したか、そしてどのような成果につながったかのプロセスを含む概念です。
人材育成の目的は、まず能力の向上、そして期待される成果の実現です。成果を創出する人材育成は、この「パフォーマンス」を起点にします。そして、重要なのは、一度の成果ではなく、成果を「再現できる状態」をつくることです。人材育成のゴールは、「再現性」が鍵であり、個人および組織が再現可能なパフォーマンスを獲得することにあります。
個人のパフォーマンスは、チームや組織のパフォーマンスへと連鎖し、最終的にビジネス目標の達成につながります。しかし、パフォーマンスは個人のスキルや意識だけで決まるものではなく、マネジメント、業務プロセス、役割設計、ツールや制度といった環境や仕組みの影響を大きく受けています。そのため、組織のパフォーマンスを高めていくには、個人の行動変容と同時に、それを支える環境や仕組みへのアプローチが求められます。個人の行動改善と組織の成果は切り離されたものではなく、一貫した構造の中にあり、人材育成は、組織の成果を創出する1つの手段であると、EYラーニング・マスターズでは位置付けています。
EYラーニング・マスターズが目指すのは、外部から解決策を提供し続けることではなく、「自走できる組織」をつくることです。社内でパフォーマンスを定義し、自ら改善を促すとともに、学びを組織内に展開できる。そうした「成果を再現できる組織」づくりのサポートを目指しています。
経営層は組織の変革を目指しますが、多くの企業が直面する問題は、「何を目指すか」ではなく、「どう実現するか」にあります。経営が描く重要課題の実現と、現場が向き合う課題の距離は、方針を示すだけでは埋まりません。組織の日常的な判断を形成するミドルマネジメント層に、その鍵があります。
EYラーニング・マスターズは、 変化への対応の成否を分けるのは、戦略や制度だけではないと考えています。そこには、日々の判断を形成するミドルマネジメント層の存在があります。例えば、挑戦を歓迎するか、失敗を避けるのか。顧客価値を優先するのか、社内の前例を踏襲するのか。部門を超えた協力体制を作り上げるのか、自部門の最適化を目指すのか。こうした判断は経営会議で決めることができず、現場の意思決定のプロセスで行われ、その積み重ねが組織文化を形成します。
ミドルマネジメント層は現場と経営の間に立ち、マネジメントと実務の双方を担います。しかし、現実には、チームとしての成果が思うように出ず、個人の頑張りが組織成果に結びつかない場面も多くあります。この背景には、組織を形成する個人と、組織や制度の問題点がさまざまに絡み合いますが、結果的に能力やリーダーシップの課題として捉えられ、また自己評価でもそのように捉えてしまうなど、マネジメントや自身のリーダーシップに関する悩みへとつながっていきます。
ここで言うミドルマネジメント層が抱える課題は、個人の能力や努力だけで解決できるものではありません。現場を動かし、経営との接点となる立場だからこそ、ミドルマネジメント層の課題を組織変革の一環として、判断基準そのものを更新していくプロセスが求められます。EYラーニング・マスターズは、現場の課題や組織の状況に応じた変化を促すために、ミドルマネジメント層とチーム全体の成果向上を支援します。
企業が持続的に成果を創出するためには、成果につながる営業活動、人と組織を動かすマネジメント、そして個人の思考力・実行力を高めることが重要です。EYラーニング・マスターズは、マネジメント・リーダーシップ開発、営業・マーケティングのパフォーマンス向上、思考力・実行力・レジリエンス強化の3つの領域から、顧客の経営課題の解決を支援します。
組織の成果は、マネージャーやリーダーの日々の意思決定と行動によって大きく左右されます。本領域では、部下育成、チームマネジメント、変革推進に必要な考え方や行動を明確にし、人と組織の力を成果へとつなげるマネジメントの実践を促進します。EYラーニング・マスターズは、成果につながるマネジメント行動を体系化し、対話やフィードバック、育成の場面で実践できる形で組織へ定着させることで、自律的に成果を創出し続ける組織づくりを支援します。
営業・マーケティング活動の質は、売り上げや利益だけでなく、顧客との関係性や将来の事業成長にも大きな影響を与えます。本領域では、顧客理解に基づく営業プロセスの構築、案件創出力の向上、営業活動の共通言語化を通じて、成果を生み出す仕組みづくりを支援します。EYラーニング・マスターズは、成果につながる行動とその背景にある判断基準を可視化し、組織全体へ展開・定着させることで、営業・マーケティングのパフォーマンス向上と顧客価値の向上を実現します。
企業が継続的に成果を創出するためには、環境や状況の変化に応じて適切に考え、行動し、やり遂げる力が求められます。本領域では、思考力・判断力、実行力、対人影響力、レジリエンスの強化を通じて、成果につながる行動の質と継続性を高めます。EYラーニング・マスターズは、高い成果を生み出す人材に共通する思考や行動の特性を体系化し、実践につながる学びとして展開することで、個人と組織の持続的な成果創出を支援します。
EYラーニング・マスターズは、独自開発およびグローバルライセンスの学習プログラムやアセスメントツールを活用し、人と組織のパフォーマンス向上を支援しています。
マネジメント・リーダーシップ開発、営業・マーケティングのパフォーマンス向上、思考力・実行力・レジリエンス強化など、顧客固有の課題や目標に応じて最適なソリューションを組み合わせ、成果創出につながる能力開発と行動変容を推進します。
また、EYラーニング・マスターズが国内外・業界横断で培った知見をもとに、個人の能力向上にとどまらず、成果につながる行動の定着や仕組みづくりまでを支援することで、人と組織が持続的に成果を創出できる状態の実現を目指します。
組織の変革は、容易ではありません。企業の戦略や重要課題を起点に、現場を動かす一人ひとりの行動を変え、組織全体の変化へとつなげるには、取り組みを個別の施策でなく、組織が目指す姿を定義し、そのために必要な取り組みを逆算しながら、一連のプロセスとして設計する必要があります。
EYラーニング・マスターズが描くラーニング・ジャーニーとは、企業の戦略や重要課題を起点に、組織が目指す姿と現状のギャップを踏まえ、変化に必要な取り組みを一連のプロセスとして設計するアプローチです。
上記はEYラーニング・マスターズにおけるマネジメント・リーダーシップ開発を目的に、現状分析から実践、展開、定着まで12カ月で設計した一例です。
企業における人材育成や組織変革は、多くの場合、研修やアセスメントといった個々の施策として実施されます。しかし、それらが戦略・制度・現場の行動と十分につながらないままでは、取り組みは一過性のものにとどまり、成果には結びつきません。
EYラーニング・マスターズが描くラーニング・ジャーニーでは、企業の戦略や制度を前提に、育成、評価、対話、配置などのさまざまな要素を連動させながら、変化を促すための仕掛けや仕組みを設計・運用します。現場での実践、上司や周囲からの支援、振り返り、成果検証、社内展開、内製化までを含め、組織全体で変化を支えるプロセスを構築することが特徴です。
人の行動は一度の施策だけで変わるものではありません。そのためラーニング・ジャーニーでは、現場での実践と振り返りを繰り返しながら、必要な支援や働きかけを継続的に行うことで、変化を定着へとつなげていきます。
EYラーニング・マスターズが描くラーニング・ジャーニーの具体的な内容や期間は、組織の課題や求める成果によって異なります。一方で、取り組みを一時的な施策で終わらせず、現場の行動変容から組織への定着につなげるためには、共通する考え方があります。
例えば、EYラーニング・マスターズが描くラーニング・ジャーニーは、3段階で設計することができます。この3段階は、施策の規模を広げていくためのステップではなく、変化の可能性を見極め、ミドルマネジメント層を起点に、取り組みを現場へ展開し、仕組みとして定着させることで、組織が自走し、継続的な改善を行える状態への移行を目指します。
変化とは、個人の行動の連鎖であり、結果として起こるものです。EYラーニング・マスターズでは、現場の新たな課題を確認しながら、次に必要な支援や施策を見直し、それぞれの組織に合った形へと発展させるプロセスにより、一人ひとりの学びが日々の判断や行動の変化となり、組織が自ら学び、改善を続けられる力を育む一助となります。
関連イベント・セミナー
AI本格到来時代の人材開発とは?――成長戦略の成否を左右するミドルマネジメント育成とラーニング戦略
企業の競争力を左右するのは、戦略の完成度よりも実行力です。変化の激しいAI時代において、組織の実行力を高めるには何が必要なのか。本セミナーでは、学びの新たな役割と戦略実行の中核を担うミドルマネジメント層の育成について、先進事例を交えながらご紹介します。
ニュースリリース
EYラーニング・マスターズ株式会社が10月1日より始動 ~EYグローバルネットワークで展開するマネージド・ラーニング・サービスを日本市場で提供開始~
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 近藤 聡)は、2026年4月1日付でグループに加わったラーニング・マスターズ株式会社を、2026年10月1日付で「EYラーニング・マスターズ株式会社」へ社名変更し、新たな体制を開始します。
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