ビジネスのための生物多様性とサーキュラーエコノミー IPBES「ビジネスと生物多様性」報告書とグローバル循環プロトコル(GCP)からの洞察

企業や金融機関の環境対応は、これまで気候変動への対応が中心でしたが、これにとどまらず、生物多様性・自然資本の保全やサーキュラーエコノミーへの取り組みを統合的に進めることが不可欠となっています。生物多様性の喪失や資源制約は、サプライチェーンや事業継続に直接的な影響を及ぼしており、これらへの対応は企業の持続可能な成長戦略の中核を成します。

本ウェブキャストでは、2月に発表されるIPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム)の「ビジネスと生物多様性」報告書の最新知見を踏まえ、企業・金融機関がネイチャーポジティブ経済へ移行するための考え方を、当報告書のLead Author(著者)として参加した弊社メンバーが解説します。

さらに、生物多様性・自然資本への対応と密接に関わるサーキュラーエコノミーに関しては特にグローバル循環プロトコル(GCP)について、特徴、市場にもたらすインパクト、日本企業が押さえるべきポイントを解説します。

持続可能な社会の実現に向けた環境対応を「気候変動対策」から一段引き上げ、生物多様性・資源循環を含む統合的な取り組みとして推進することで、リスク管理と価値創出につなげるための実務的な示唆をお届けします。

概要

開催日時:2026年3月18日(水) 15:30~17:00
開催形式:オンライン
参加費用: 無料
主催: EY新日本有限責任監査法人 CCaSS事業部(気候変動・サステナビリティ・サービス)


プログラム


15:30~15:35(5分)
 


開会のごあいさつ

EY新日本有限責任監査法人  CCaSS事業部 パートナー/プリンシパル 茂呂 正樹
 


15:35~16:15(40分)
 


IPBES「ビジネスと生物多様性」報告書:ネイチャーポジティブ経済への移行に企業・金融機関ができること

EY新日本有限責任監査法人  CCaSS事業部 マネージャー イヴォーン・ユー(Evonne Yiu)
 


16:15~16:45(30分)
 


ビジネスとサーキュラーエコノミー:グローバル循環プロトコル(GCP)の活用

EY新日本有限責任監査法人  CCaSS事業部 シニアマネージャー 井出 陽一郎
 


16:45~16:55(10分)
 


Q&A
 


16:55~17:00(5分)
 


クロージング
 


EY登壇者プロフィール

  • 井出 陽一郎
    EY新日本有限責任監査法人 CCaSS事業部 シニアマネージャー

    2023年8月 EY新日本有限責任監査法人入社。気候変動・サステナビリティ・サービス(CCaSS)においてサーキュラーエコノミーを担当する。EU規制対応、ビジョン・戦略・施策・目標策定、ESRS E5開示支援サーキュラーエコノミー関連調査など、多数の顧客を支援。
    前職大手総合化学メーカーにおいては、プラスチックリサイクル、マイクロプラスチック研究、資源循環デジタルプラットフォーム開発などを手掛けた経験を有する。また、複数のサーキュラーエコノミー関連のナショナルプロジェクト立ち上げにも尽力した。

  • イヴォーン・ユー(Evonne Yiu)
     EY新日本有限責任監査法人 CCaSS事業部 マネージャー

    シンガポール出身。東京大学農学博士。15年以上の政府機関と国連機関の勤務を経て、2022年にEY新日本有限責任監査法人に入社し、生物多様性の保全、評価や情報開示などの業務を担当。生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)のフェローとしても選出され、IPBES Values Assessment(価値評価)(2018~22年)、「ビジネスと生物多様性に関する評価報告書(2023~25年) 」のLead Authorとして国際研究書の共著にも参加。
    10年以上にわたり、SATOYAMAイニシアティブや世界農業遺産(GIAHS)などの国連の取り組みを通じ生物多様性、持続可能な農林水産業に関する業務に従事。2024年より農林水産省「世界農業遺産等専門家会議」委員にも就任。

ご確認事項

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お問い合わせ
EY新日本有限責任監査法人 CCaSS事業部


ウェブキャスト

オンデマンド視聴期限:2026年3月18日~2027年3月17日

時間

現地時間

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