会計・監査への影響は? 1からわかる暗号資産・ブロックチェーン 第2回 メタバースに関する法規制・企業会計①

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2022年8月1日 PDF
主題 寄稿記事
カテゴリー EY Digital Audit

寄稿記事

掲載誌:企業会計 2022年7月号
執筆者:EY新日本有限責任監査法人 Blockchain center 田中 計士

2021年にメタバースという言葉が全世界に広まりました。一般的には人々がゲーム、ビジネス、コミュニケーションなどのさまざまな活動を行えるインターネット上の仮想空間をメタバースと呼び、通常のゲームのようにパソコン、スマートフォンなどを通じて利用されるサービスや、VRヘッドセットを利用してよりその仮想空間への没入感を高めた形で利用されるサービスなど、さまざまな形でメタバース関連サービスが提供されています。

必ずしもメタバースはブロックチェーン技術の利用が前提とされるものではありませんが、同じく2021年に多くのNFT(Non-Fungible Token)のアート作品が高額で売買されたことなどもあり、ブロックチェーン技術を利用したメタバースに注目が集まっています。特に、企業会計士は、ブロックチェーン技術により生成されたトークンの取り扱いについて非常に複雑な検討が必要となる局面も多いため、本稿ではメタバース関連サービスのうち、ブロックチェーン技術を利用したゲーム(ブロックチェーンゲーム)に焦点を当てて解説します。

ゲスト編集者 田中 計士

EY新日本有限責任監査法人 BlockChain Center共同リーダー 第2事業部 パートナー

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