EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
In Consulting
M&A後のグループとしての内部統制構築は、グループ全体の一体性を向上させ、経営目標の達成を支えるために不可欠な要素です。海外子会社の増加により組織の複雑性が高まり、法令遵守やリスク管理が難しくなるため、明確な統制基準やその仕組みの構築が必要になります。
また、親会社・子会社間の役割分担や意思決定プロセスを整備することにより、シナジーの最大化と効率的かつ持続的な成長を実現することが可能になります。
自社グループへ参画する企業がどのような事業運営・管理を進めていくかは、時にグループ経営に大きな影響をもたらすことがあります。そのため、M&Aの前後では、さまざまな角度から企業の運営について検討しますが、内部統制も重要な要素となります。被買収企業の内部管理体制は、プロセスの統合、リスクの特定と管理、コンプライアンス遵守に対する保証、および企業文化の統合を促進するために不可欠な役割を果たします。
内部統制を評価し、その不備を改善することにより、親会社と子会社の業務プロセスの統合を促進し、グループ全体のコンプライアンス違反や不正行為などのリスクの低減に寄与するとともに、M&Aによるコスト削減や業務効率の向上などの利益を最大化するための基盤を固めることが可能となります。
EYは、国内および海外における内部統制および内部監査の豊富な経験により培われたナレッジを生かして、M&A前には内部統制のデューデリジェンスの支援、また、M&A後では内部統制の制度対応(J-SOX)やグループとしての内部統制の構築支援を通して、グループガバナンス整備の実施を支援し、クライアントのM&Aの成功を後押しするための包括的なソリューションを提供します。
M&A後のグループ内部統制評価では、組織全体の効果的なリスク管理とコンプライアンスの遵守を中心とし、全体的なガバナンス強化を目的としています。
具体的なサービスは以下が挙げられます。
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