次世代型新規事業開発

新規事業のフレームワークは多くの企業で整備されつつある一方、実際の活用が進まず成果に結び付かない事例は少なくありません。EYはデータビジネスや社会課題解消ビジネスなど、テーマ別の手法を組み合わせることで、企業に最適化した新規事業策定を包括的に支援します。

新規事業開発の現状課題

競争環境が激化し顧客ニーズが多様化する中、新たな収益源の確立に向けた新規事業開発の重要性は、あらゆる業界で高まっています。実際、多くの大手企業ではリーンスタートアップやデザイン思考、ビジネスモデルキャンバスなど、新規事業を創出するためのフレームワークや方法論を実践・導入するケースが増えています。また、社内でのアイデアソンやアクセラレーター制度を設ける企業も近年は珍しくありません。

しかし、こうしたフレームワークや方法論が広く知られるようになった一方で、それを“使いこなせている企業”は決して多くありません。アイデアソンやアクセラレーター制度などを試みても、成果につながらないまま終わってしまうという状況も散見されます。

 

課題が生じる要因

リーンスタートアップやデザイン思考などのフレームワーク・方法論そのものは、新規事業を検討する上で非常に有用なガイドラインであると考えます。

しかし、こうしたフレームワーク・方法論は、そのままの形で全ての新規事業の取り組みに適用できるわけではありません。

新規事業開発の出発点には、例えば「自社が保有するデータや技術といったアセットを生かす」アプローチと、「市場や社会的ニーズを起点としてビジネス機会を探る」アプローチなど、複数の出発点が存在します。

また、出発点に応じて、押さえるべきポイントや潜在的なリスクなどは大きく異なります。

実際、

-社内に存在するデータや特殊な技術を生かしたい場合
-社会課題を受けた外部環境の変化に適応するために新規事業を検討する場合

では、検討の進め方が大きく変わることは想像に難くないでしょう。

しかしながら、現状ではこうした「出発点の違い」によるポイントの違いを踏まえたフレームワークや方法論は十分に整備されていません。

その結果、多くの企業では「一般論的なフレームワークや方法論」を基に検討を進めるものの、重要な検討事項や押さえるべき観点や視点が踏まえられず、具体的な成果に結び付かない取り組みが生まれていると考えます。

リーンスタートアップなどのフレームワークや方法論は確かに有用です。

しかし、それらのフレームワークや方法論は、あくまで新規事業の検討におけるガイドラインと位置付け、実際の検討に際しては、自社が新規事業を考える出発点に応じたチューニングが不可欠なのです。

 

EYの提供価値

こうした課題をうけ、 EYストラテジー・アンド・コンサルティングはこれまで多様な出発点に基づく新規事業開発を支援してきました。

またその過程で、特にクライアントから依頼が多く寄せられた「データビジネス(自社が保有するデータを活用した新規事業)」や「社会課題解消ビジネス(社会課題を商機と捉えて新たな価値を創出する事業)」などを中心に、豊富な実績と知見を蓄積しています。

それら実績と知見を基に、出発点に合わせたフレームワークや方法論を有しているため、 EYではより成果につながりやすい新規事業開発の支援が可能です。
 

データビジネス(自社保有データを生かした新規事業の創出)

  • 自社データの価値を引き出す時間・空間軸での掛け合わせデータの探索
  • データを金に換えるの5つの使い方
  • データでマネタイズする4つのビジネスモデル
     

社会課題解消ビジネス(社会課題が生む商機を捉える新規事業の創出)

  • 「事業創出につながる社会課題」を見極める4つの観点
  • 社会課題から事業機会を導出する3つのステップ
  • 社会課題を金に換える3つのビジネスモデル

EYの最新の見解

どの企業にとっても「ひとごと」ではないデータビジネス

「第4の資源」であるデータは量/質ともに、年々爆発的な勢いで増え続け、さまざまな領域で産業構造の変化と新たなビジネスチャンスを生み出し続けています。 そのため、データを生かしたビジネス(=データビジネス)を理解し、取り組むことは業界を問わず、多くの企業に不可欠と言えるでしょう。

2023年7月12日 岩泉 謙吾 + 1

データビジネスを推進する上でクリアすべき課題や罠とは?  データビジネスの最前線から成功への道筋を考える

「『3つのステップで成功させるデータビジネス』書籍 発売記念セミナー 3つのステップで成功させるデータビジネス ~データビジネス実践の実況中継~」(2023年8月4日開催)

    ニュースリリース

    EY Japan、『3つのステップで成功させるデータビジネス 「データで稼げる」新規事業をつくる』を出版

    EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 近藤 聡)は、2023年6月21日、翔泳社より書籍『3つのステップで成功させるデータビジネス 「データで稼げる」新規事業をつくる』を出版します。

    2023年6月21日 EY Japan + 1

      関連書籍

      3つのステップで成功!社会課題で新規事業をつくる 「ソーシャル×テクノロジー」で生まれるビッグチャンス

      本書では、通信業界・製造業・金融機関・IT業界等の一部上場企業を中心に支援実績の豊富な著者が、テーマ選定からマネタイズの方法まで具体的な思考法を徹底解説!「機会発見」→「構想」→「実現」の3つのステップと9つの検討事項を中心に、フレームワークを用いてロジカルに社会課題解消ビジネスを成功させるノウハウを実例に基づいて紹介します。

      2025年4月21日 EY Japan



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