EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EYの関連サービス
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規制対応に主眼を置いた受け身のレポーティングプラクティスではなく、信頼性の高いサステナビリティ情報を提供することによってステークホルダーに対する透明性と説明責任を追及する。これこそが、長期的な企業価値向上における重要なミッションです。
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非財務情報開示の進展と課題
⾮財務情報開⽰の質と有⽤性を⾼めることは喫緊の課題ですが、すでに重要な進展もみられます。TCFD フレームワークは、企業の気候リスクに関する報告の⽀援に向けての⼤きな⼀歩であり、⼀部の国や地域では義務化が進められています。しかし、投資家を対象としたEYの最新の調査からも明らかなように、⾮財務情報開⽰の堅固なシステムを構築するためには、さらなる取り組みが必要であると投資家が考えているのは間違いありません。
世界経済フォーラム(WEF)は、EYなどBIG4監査法⼈の協⼒を得て、「持続可能な価値創造のための共通の指標と⼀貫した報告を⽬指して(Towards Common Metrics and Consistent Reporting of Sustainable Value Creation)」を2020年9⽉に発表しました。このホワイトペーパー(白書)は、⾮財務情報開⽰のための「⼀般に認められた国際会計基準などの報告基準をはじめとした体系的なソリューションづくりに向けた進展を促すこと」を⽬的としており、重要なさらなる⼀歩です。