デジタルガバナンス戦略・サービス

In Digital

昨今の急激な外部環境の変化を踏まえ、DXが企業活動において必須事項となる中、経営戦略に資する具体的かつ効率的・効果的なデジタル化の戦略、計画の立案・実行に対して、多くの企業が懸念を感じ始めています。 デジタル化の推進においては組織能力の整備、ビジネスに対するデジタル化の貢献状況を適切に管理するKPIの設定、定期的なモニタリングが重要になっています。


デジタル化による付加価値獲得を実現するデジタルガバナンス戦略

デジタルを活用して、ビジネスモデルそのものを変革することにより、ユーザーに新しい価値を提供する戦略が「デジタル化戦略」です。

その実現においては、組織、人材、技術、セキュリティなど多方面からの変革を同時に進めていくことが求められます。デジタル化に向けたそれら組織能力の醸成を目指す戦略を「デジタルケイパビリティ戦略」と呼んでいます。

これらをスムーズに連携させ、デジタル化を通じた付加価値獲得とその基盤となる組織の成長を計画的に推進する戦略が「デジタルガバナンス戦略」です。

図1:デジタル化による付加価値獲得を実現するデジタルガバナンス戦略

ビジネス、ITが連携して立案するデジタル化戦略

従来のIT戦略においては、ビジネスの効率化のために、ITシステム、サービスをどう活用するかに主眼があり、IT部門が中心となり立案されていました。これに対し、デジタル化戦略はデジタル技術を用いてどうビジネスを変革するかに主眼があり、事業部門、業務機能部門、IT部門が連携し立案する必要があります。

全社的なデジタル化戦略と個々のユースケース単位の変革を相互に連携させることで、DX推進の優先順位や投資配分の方針を定め、DXを成功に導きます。


図2:ビジネス、ITが連携して立案するデジタル化戦略

デジタルケイパビリティの継続的強化

ビジネス・デジタルのゴール像の実現に対するエンジンがデジタルケイパビリティです。デジタルケイパビリティの現状を把握し、強化策を立案し、KPIをモニタリングしていくことで、継続的な強化が図れます。

デジタル化と経営貢献を連携させ短サイクルで評価することで、経営者の迅速な意思決定を支援いたします。

デジタルケイパビリティの継続的強化

EYの最新の見解

DXを実現するための人材育成と定着の要諦

業種・業界やその企業の置かれた状況により、DX人材確保等の取組みが加速しない、または着手できないなどの困難に直面している実態を踏まえ、われわれの考える講ずべき手段および効果的なアプローチについて提案します。

DXを真の企業価値につなげるためには

デジタル投資インデックスにより、多くの企業がテクノロジー関連の投資をここ数年で何倍にも増やしている⼀⽅、デジタル戦略を明確に定義する難しさに直⾯していることが明らかになりました。本稿では、他社と⼀線を画すことが可能なデジタル投資のための具体的な⼿段について考察します。

デジタル戦略 ~従来のIT戦略との違いを紐解く

【EY Japan】デジタル戦略というと、どのような技術を自社に導入するのかということに意識を向けがちですが、顧客目線での新たな価値創出を目的とするDX実現のためには、経営者が責任をもって、自社が変革を受け入れ持続的に変革を生み出していく企業文化を構築することがより重要となります。


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