ニュースリリース

2022年2月1日 東京, JP

EY Japan、D&I推進体制を強化

EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田守亮)は、EY Japanの事業活動のあらゆるプロセスにおいて「エクイティ(Equity、公正)」を実現し、Diversity & Inclusiveness (ダイバーシティ&インクルーシブネス、略称「D&I」)を加速させることを目指し、組織内の名称を「Diversity, Equity & Inclusiveness(ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス、略称「DE&I」)」に変更し、取り組みを強化していきます。本取り組みは2022年2月1日付で、EYのグローバル全体で開始します。

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「エクイティ(公正)」を中心に据えたインクルーシブな環境の実現を目指す

EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田守亮)は、EY Japanの事業活動のあらゆるプロセスにおいて「エクイティ(Equity、公正)」を実現し、Diversity & Inclusiveness (ダイバーシティ&インクルーシブネス、略称「D&I」)を加速させることを目指し、組織内の名称を「Diversity, Equity & Inclusiveness(ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス、略称「DE&I」)」に変更し、取り組みを強化していきます。本取り組みは2022年2月1日付で、EYのグローバル全体で開始します。

EYでは2013年より、「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」というパーパス(存在意義)を掲げ、多様性の尊重と、心理的安全性が確保されながら成長するインクルーシブ(包摂性)なカルチャーの構築を目指してきました。今後は更に、それを自社内だけではなく、より良い社会の構築につなげ、長期的価値の創造(Long-term value、LTV)をするべく、以下のアクションを通じて貢献することを宣言します。

  • 意思決定のポジションに就く女性割合の向上とジェンダー・ギャップの解消
  • 障がい者の積極的な採用と新たな就労機会の創出、就労環境の質の向上
  • LGBT+*1に対する差別や偏見をなくすための活動への参画と活動支援
  • 個人の生きがい、働き甲斐をベースにしたウェルビーイング(Well-Being)と独自のEYフレリモ(EY Flex & Remote)施策*2の推進
  • 表出していない多様性や交差性にも注目し、誰もが自分らしく働ける職場環境づくり

すでに開始している取り組みとしては、サプライチェーンや取引先のD&I推進を促進するサプライヤー・ダイバーシティや、精神・発達障害の次世代を対象に、公認会計士や税理士、コンサルタントといった高度専門職のキャリアを目指してもらうことを応援する実践型インターンシップ「ダイバース・アビリティインターンシップ・プログラム」(2022年2月開講)などがあります。

誰も置き去りにされない社会の実現のために

従来のD&Iのアプローチは、社会的格差や機会の不平等、家族や経済的状況など、少数派のさまざまな課題を理解することに重点を置いてきました。エクイティ(Equity、公正)のEが追加された「DE&I」においては、職階、ジェンダー、国籍、障害の有無や文化的背景の違いなどで、優位になる多数派や影響力の強い地位についている人々が格差をなくすために具体的な行動を促すことが重要です。多様性とインクルージョンを自分ごととして考え、エクイティを実行する勇気を尊重する文化の醸成を目指していきます。

なぜ”エクイティ(Equity、公正)”が必要なのか

現在、世界では新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響を受け、ジェンダー、人種、民族、国籍、性自認・性表現、性的指向、障害の有無、学歴、文化的背景、社会経済的背景など、あらゆるアイデンティティの違いによって、より資源、情報、機会にアクセスしやすい「インサイダー」と、そのアクセスが阻まれる「アウトサイダー」の間の格差が拡大しています。また、社会情勢の変化に伴い、人々の価値観や働き方も多様化しています。法律の整備などによって、すべての人に平等な機会(Equal opportunity)が提供されたとしても、それぞれの境遇や経験の違いによって、平等な結果(Equal outcomes)を至るとは限りません。個人の境遇の差を考慮しながら、それぞれに見合った支援や機会を提供する”エクイティ”は誰も置き去りにしないインクルーシブな社会の実現に必要不可欠な取り組みとなります。

*レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの4つの英語の頭文字をとった言葉で、性的少数派(セクシャルマイノリティ)を表す総称
*2「リモートワークの促進等を通じて働く場所・働く時間・ドレスコードに関わらず最高のパフォーマンスを発揮できる自律的な働き方をデザインする」という取り組み

 

EYが目指す持続可能な長期的価値の創出に関する詳細は、以下のEY Japanの統合報告書「EY Japan Integrated Report 2021」をご覧ください。

EY Japan Integrated Report 2021

EYについて

EY  |  Building a better working world
EYは、「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパスとしています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。
150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。

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