ニュースリリース

2010年8月4日

東北地区グランプリ決定

起業家表彰制度 EY Entrepreneur Of The Year 2010 Japan

プレス窓口
EY Japan

複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファーム

2010年の東北地区で最も優れた起業家に
フジモールド工業株式会社(福島県双葉郡富岡町)の岡田 利一氏

EOY Japan東北地区大会実行委員会は、2010年8月4日、アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン(Entrepreneur Of The Year Japan、以下EOY Japan)第9回東北地区大会アワードレセプション(仙台市で開催)において、2010年度東北地区グランプリをフジモールド工業株式会社(福島県双葉郡富岡町) 代表取締役社長 岡田利一氏に決定いたしました。
フジモールド工業株式会社は、1974年、福島県双葉郡富岡町に設立され、小型精密プラスチック成形用金型の設計および製作、小型精密プラスチック製品の製造、販売を行っています。
創業者である岡田利一氏は、金型加工および成形加工技術を追求し、従来は金属で製作されていたカメラのズーム部である鏡筒部品のプラスチック化を実現して、世界のデジタルカメラ製品の軽量化、小型化に大きく貢献しています。
独自の視点で、「血の通ったものづくり」を実践しており、現在、日本、中国、ベトナムおよびインドに製造拠点を設け、事業のグローバル展開に成功しています。

佐藤正樹氏

<岡田利一 氏>
(フジモールド工業株式会社)

岡田利一氏を含む東北地区大会ファイナリスト4名は、本年12月に東京で行われるEOY 2010 Japanアワードレセプションで日本代表選考に臨みます。

アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは

アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(Entrepreneur Of The Year、以下EOY)とは、活躍する起業家の姿をロールモデルとして紹介し、後に続くアントレプレナーの輩出を支援するため、1986年にアーンスト・アンド・ヤングによって創設された起業家表彰制度です。現在、世界約50カ国で実施されています。
日本においては、EOY Japanとして、日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出する唯一の起業家表彰制度として、2001年より実施しており、本年で10周年となります。EOY Japanは、アントレプレナーシップのロールモデル選出に取り組むとともに、本プログラムを通じ、世界に進出する起業家の支援、起業家コミュニティの形成など、次代を担う起業家のサポートを推進してまいります。

EOY 2010 Japan 第9回東北地区大会 ファイナリスト一覧

アクセラレーティング部門

岡田利一氏 フジモールド工業株式会社 代表取締役社長 (福島県双葉郡富岡町)
精密プラスチック成型用金型および関連製品の製造販売。精密プラスチック部品で世界のカメラ製品の小型化に貢献。生産拠点を日本以外に中国、ベトナム、インドに展開。

及川久仁子氏 及源鋳造株式会社 代表取締役(岩手県奥州市)
東北の伝統工芸品である南部鉄器と新技術およびデザインを融合した製品を製造販売。欧州、米国および中国など、世界に幅広く製品を輸出。優れたデザインが認められ、紅茶の世界ブランド フォションの広告にも採用された実績を持つ。

針生英一氏 ハリウコミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長 (宮城県仙台市)
印刷業の枠を越え、地域のプロデューサーとして、解決が求められている社会的課題に解決策を提案するソーシャルビジネスを展開し、地域の活性化に貢献。宮城県内で、多数の教育支援実績を持つ。

堀尾正彦氏 株式会社堀尾製作所 代表取締役社長 (宮城県石巻市)
亜鉛精密ダイカスト製造販売。高精度、高品質な製品は世界の自動車メーカー、携帯電話メーカーや大手電機メーカーに認められている。中国にも2つの生産拠点を展開。

※他部門は該当者なし。各部門の詳細については以下をご参照ください。

EOY2010 Japan 第9回東北地区大会 運営体制

主催 :        アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン東北地区大会実行委
員会
共催 : 新日本有限責任監査法人
アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局
後援 : 東北経済産業局 中小企業基盤整備機構東北支部
社団法人東北経済連合会 東北地域新規事業化支援センター
社団法人東北ニュービジネス協議会

EOY Japan東北地区大会に関するお問い合わせ

アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン東北地区大会実行委員会事務局
新日本有限責任監査法人 仙台事務所

TEL : 022-262-0325 FAX : 022-264-9480

  • EOY 2010 Japan実施概要

    1. エントリー期間

    2010年4月22日(木)~7月30日(金)

    2. EOY Japan日本代表 選考スケジュール (予定)

    エントリーいただいた起業家の中から、12月7日に実施するアワードレセプションにて、ファイナリスを選考し、さらに、日本代表をする起業家1名を決定いたします。日本代表は、翌年(2011年)6月に開催される世界大会 ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(World Entrepreneur Of The Year、以下World EOY)に参加いただきます。

    2010年 7月~8月      書類選考
      10月       審査委員会による候補者の面談
    12月       アワードレセプション開催  - ファイナリスト選考、日本代表決定
    2011年 6月       World EOY(世界大会)開催

    3. 表彰カテゴリー

    下記の3つの部門にふさわしい起業家をファイナリストとして表彰し、最終的に日本代表1名
    を決定いたします。

    National Entrepreneur of the Year部門

    上場企業および上場企業に準ずる企業の起業家で、ビジネスのリーダーとしてさまざまな分野で活躍されている起業家が対象。

    例:
    企業活動を海外展開し、グローバルな影響力を有する起業家
    ビジネスモデルの競争優位性や、技術マーケティング力および社会の影響力など国内外で注目される起業家
    相当の規模(例えば、数百億以上)で活動を展開し、業界を牽引している起業家

    Accelerating部門

    審査対象となる企業(事業)に最低2年以上携わっている起業家で、上場企業および上場企業に準ずる規模の企業(事業)の経営に携わっている起業家が対象。

    例:
    国内で一定の影響力を有し、更なる成長が期待される企業(事業)の経営に携わっている起業家
    新興市場に上場している企業(または準ずる企業)の経営に携わっている起業家
    相当の規模(例えば数十億から数百億)で活動を展開し、業界に一定の影響力を有する起業家

    Challenging Spirit部門

    スタートアップ段階の企業(事業)の経営に携わっている起業家が対象。

    例:
    審査対象となる企業(事業)が、原則として創業(または事業に関与して)から7年を経過していない起業家
    長年研究開発(または試行錯誤)してきた技術(ないしビジネスモデル)の確立に一定のめどがつき、幅広い展開を今後予定している起業家
    革新的な技術(またはビジネス)を持ち、今後の展開を予定している起業家

    4. 審査基準

    主に次の3つの視点で審査いたします。

    ①創造性・革新性 (Innovation / Originality / Entrepreneurship)

    事業に対するビジョン、社会への影響力などさまざまな側面におけるアントレプレナーとして創造性・革新性を評価。起業家としてのストーリー、チャレンジ精神、後進へのロールモデルとしての影響力やメッセージなどを考慮します。

    ②優位性・成長性 (Competitiveness / Performance Growth)

    ビジネスモデルの競争優位性、技術・マーケティング力、事業の成長性などの側面から事業内容を評価します。

    ③国際性 (Global Impact)

    World EOY(世界大会)にふさわしい、事業の国際性やグローバルな影響力を考慮します。

    5. 運営体制

    主 催 :新日本有限責任監査法人

    運 営 :新日本有限責任監査法人 アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局

    審査委員・アドバイザー:
    各界より、各事業分野に精通した方、事業経験豊富で起業に理解の深い方々に、ファイナリストおよび日本代表の審査と選考を支援いただいています

    推薦部会:
    趣旨に賛同するボランティアの方に、候補者の発掘と推薦、書類選考までを支援いただいています。

EOY 2010 Japanに関するお問い合わせ

新日本有限責任監査法人アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局

TEL : 03-3503-1004 FAX : 03-3503-1532


報道関係のお問い合わせ

EY Japan BMC (Brand, Marketing and Communications)

Tel 03 3503 1037