ニュースリリース

2019年4月16日

EY、SAPジャパンとの協業により「SAP(R) Fieldglass(R)」を活用した内部人材・外部人材の統合的な計画・管理を実現する "Total Workforce Management" サービスの提供開始

プレス窓口
EY Japan

複合的サービスを提供するプロフェッショナル・サービス・ファーム

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚原 正彦、以下EYACC)は、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:福田 譲、以下SAPジャパン)との協業により、企業の専門人財に対するニーズに迅速に対応する「人財シェアリング」プラットフォーム「SAP® Fieldglass®」を活用したTotal Workforce Management(以下、TWM)サービスを提供することを発表します。

TWMは、これまで主に正社員のみを対象としたワークフォース管理を、企業に派遣されている派遣社員や、業務委託先の社員、ひいてはRobotic Process Automation(RPA)に代表されるロボット作業もワークフォースの一部として捉え、統合的にリソース計画・管理していくメソッドです。これにより、企業は内部人材・外部人材の垣根を超えてより効果的にリソースを活用することで、組織力の向上とコスト削減を同時に実現することができます。

TWMの実現のためには、企業内で分断されている外部人材に関する情報を、統合的に管理・可視化し、活用していくことが不可欠となります。EYACCでは、企業の戦略に合致したTWMのブループリント作りから、外部人材管理・可視化のための「SAP Fieldglass」の導入支援、蓄積したデータの活用やインサイトの獲得まで、一気通貫したコンサルティングサービスを提供します。

SAPジャパン SAP Fieldglass事業本部 本部長 大澤 毅 氏は、次のように述べています。

「目まぐるしく進化するビジネススピードに加え労働力人口減少の深刻化は、企業のビジネス成長に重くのしかかっています。これからは、正社員と外部人財を分け隔てなく企業のコア業務を担う人的資源として戦略的に活用する手段が成功の鍵だと信じています。これを実現するためには、CHROやCFOが一丸となって取り組むマインドチェンジが求められ、組織・人事領域における豊富な経験を持つEYACC社とのパートナーシップによって、日本企業のワークフォース変革の実現に貢献できることを期待しています。」

EYACC People Advisory Servicesパートナー 田口 陽一は、次のように述べています。

「労働人口の減少や個人の雇用に対する考え方が変化していく中、企業が必要とするスキルを持った人材を適時適切に確保していくことは今後ますます難しくなっていくと考えられます。企業における人材管理は、従来は社員(内部人材)のみを対象としてきましたが、今後はフリーランスや外国人など、より多様な外部人材も視野に入れる必要があり、内外の枠を超えた人材活用が重要になっていきます。翻って現状は、外部人材管理の可視化や、最適な調達オペレーションが実現できていないことが少なくありません。EYはグローバルの知見を活かして開発されたTWM=内外の枠を超えた人材活用のメソッドを提供し、クライアント企業の最適な要員計画・管理の実現をサポートします。EYのPeople Advisory Service (PAS)はHRテックのみならず、人事制度、タレントマネジメントや組織改革など人事関連の専門家を多数擁しており、働き方改革や同一労働同一賃金を始めとする企業の抱える様々なPeople Agenda (人事関連の課題)の解決を多面的にご支援できます。企業における最適なワークフォースマネジメントの実現においてもPASの総合力で支援していきます。」

Total Workforce Management 実現のためのロードマップ

Total Workforce Management 実現のためのロードマップ

【 SAP Fieldglassについて 】

SAP Fieldglassは、外部人財の採用管理と業務委託などのサービス購買において、高い柔軟性を備えたクラウドプラットフォームです。外部人財の獲得からオンボーディング、日々の業務時間・諸手当の管理、外部人財のスキルやパフォーマンスに対する評価結果の共有まで、外部人財・サービス購買を一気通貫して管理することで、外部人財管理に係るビジネスプロセスの最適化を実現します。また強力なアナリティクススイートを使用し、外部人財に関するデータ分析を行うことで、外部リソースの活用をより一層最適化することができます。さらに、SAP® SuccessFactors®に代表されるHuman Capital Managementシステムと連携し、内部人財・外部人財を統合的なプラットフォーム上で管理することを志向します。SAP Fieldglassは、リサーチ会社Forrester Wave™によるサービス調達分野の2017年第1四半期レポートにおいて、4段階中トップとなるリーダーとしての評価を獲得。グローバルにおける外部人財管理のデファクトソリューションとして、多くのトップ企業から信頼を得ています。(http://jp.fieldglass.com/

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPは「cloud company powered by SAP HANA」としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の 77% は何らかの SAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、42万5000の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。(www.sap.com/japan)SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。

EYについて

EYは、アシュアランス、税務、トランザクションおよびアドバイザリーなどの分野における世界的なリーダーです。私たちの深い洞察と高品質なサービスは、世界中の資本市場や経済活動に信頼をもたらします。私たちはさまざまなステークホルダーの期待に応えるチームを率いるリーダーを生み出していきます。そうすることで、構成員、クライアント、そして地域社会のために、より良い社会の構築に貢献します。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバル・ネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。詳しくは、ey.comをご覧ください。
 

EY Japanについて

EY Japanは、EYの日本におけるメンバーファームの総称です。EY新日本有限責任監査法人、EY税理士法人、EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社などから構成されています。なお、各メンバーファームは法的に独立した法人です。詳しくは、www.eyjapan.jpをご覧ください。
 

EY アドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社について

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社はEYの日本におけるメンバーファームです。さまざまな分野の専門性を有するプロフェッショナルがグローバルに連携し、企業が抱える経営課題に対し、最先端かつグローバルな視点と実行力で最適なアドバイザリーサービスを総合的に提供いたします。
詳しくは、www.eyjapan.jp/advisoryをご覧ください。

 

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