競争入札や敵対的買収提案の多様性 が見込まれる
強気の景気見通しを背景に、2020年に向けてM&A市場は競争が一層激しくなっていくことはほぼ間違いないでしょう。日本企業の78%が今後1年間で敵対的買収提案や競争入札が増えると予測しており、また同じく80%が、プライベートエクイティが主な買い手になると予測しています。
また、日本企業は超大型 (100億米ドル超)案件が増えると予測しています。約4分の3(76%)がM&A活動全般は鈍化しないと見込んでおり、ほぼ同数の日本企業の経営層(73%)がクロスボーダー案件の増加を予測しています。
米国が首位に返り咲く。英国は投資家にとって依然魅力的。日本は大規模なカーブアウトが活発化
最新のCCBによると、日本の回答企業の半数以上が今後12カ月間でM&Aの候補案件が増加すると見込んでいます。
EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社 シニア・パートナー、日本マーケッツ統括の田村晃一は次のように述べています。