EYは、「金融機関のリスク管理サーベイ(An endurance course: surviving and thriving through 10 major risks over the next decade)」の調査結果を発表しました。今回は10回目の調査で過去10年間のグローバルでのリスク管理の変化および今後10年間における主要なリスクの展望が明らかになっています。本調査は、国際金融協会(IIF)とともに実施し、 43の国と地域における115の金融機関が参加しています。
本調査によると、次の10年間のリスク管理は、下記の10の主要なリスク要因に対応が必要となる可能性があります。主要なリスクとは、財務リスクだけではなく、サイバーセキュリティリスク、地政学リスク、気候変動リスクなどの非財務リスクへと拡がりを見せています。