Applying IFRS:新型コロナウイルスの代替的な業績測定値及び開示への影響 2020年5月

新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の混乱が続く中、企業は年次又は期中報告期間のIFRS財務諸表において、この危機がその財務上及ぼす影響を伝えようとしている。

新型コロナウイルスの感染拡大が財務業績、財政状態及びキャッシュ・フローにどのように影響を及ぼしているかを伝えるために、企業の経営者は、IFRSで求められる測定値以外に、調整数値、一般に公正妥当と認められる会計基準上は使用されていない測定値(非GAAP測定値)、経営者業績指標(MPMs)又は代替的な業績測定値(APMs)などと呼ばれる様々な財務測定値を使用する場合がある。本稿ではそうした測定値をAPMと呼んでいる。

多くの企業が、財務情報に関するコミュニケーションを行う上でAPMは重要な要素であると考えている。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に関し幅広い多岐にわたるAPMの使用は、適切な説明と開示を伴わなければ、財務情報の利用者に混乱や誤解を与える可能性がある。

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英語版の資料は下記のリンクをご参照ください。 

Applying IFRS - Impact of coronavirus on APMs and disclosures