「偶然のアントレプレナー」が、資本主義を変える使命を担うようになった経緯とは?

3 分 2020年10月19日

バイオコン社のキラン・マズムダル・ショウ氏が、500米ドルの投資からアジアをリードするバイオテック企業を創り上げるまで、数々の課題をどのように克服したかについて語ります。

2020年9月、EY Global Health Sciences and Wellness Leaderのパメラ・スペンスと、バイオコン社の会長でありEY World Entrepreneur Of The Year™ 2020の受賞者であるキラン・マズムダル・ショウ氏との対談が実現しました。

インドに拠点を置くバイオコン・リミテッド会長、キラン・マズムダル・ショウ氏の受賞は、「偶然のアントレプレナー」からヘルス・ウェルネス分野のパイオニアとなり、アジア最強のイノベーション主導バイオテック企業のリーダーとなるまでの、同氏の素晴らしい功績が認められたものです。

1978年に同氏がわずか500米ドルで創業したバイオコン社は、バンガロールにおけるテクノロジーハブのパイオニアです。EY Global Health Sciences and Wellness Industry Leaderであるパメラ・スペンスは、マズムダル・ショウ氏との対談において、何がきっかけとなって事業をスタートしたのか、まずはその点を質問しました。

2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復したばかりのマズムダル・ショウ氏は、大規模検査の迅速な実施を通じて、最前線で新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいます。今回の対談では、新型コロナウイルス感染症が引き起こす免疫系の暴走の抑制効果が期待される既存薬の転用を、米国のパートナーと取り組んでいること、また米国でのワクチン治験の開始について語っています。

マズムダル・ショウ氏は、企業が世界規模での人道支援ニーズにより適切に対応する方法について、自身のビジョンを説明するにあたり、「思いやりの資本主義」という表現を用いています。世界中の患者が手頃な価格で医療にアクセスできるよう、デジタル技術を通じて医療を広く大衆に届ける同氏の使命について述べました。

パメラ・スペンスとマズムダル・ショウ氏の対談の全編をご覧ください。

キラン・マズムダル・ショウ氏受賞の模様は、CNBCのEntrepreneur On Demand HQでご覧ください。当ウェブサイトでは、ほかにも、歩み続けるアントレプレナーのストーリーを掲載しています。

サマリー

キラン・マズムダル・ショウ氏が、女性実業家として克服してきた数々の課題、バイオコン社の新型コロナウイルス感染症対策への取り組み、「思いやりの資本主義」の意義について語ります。