入社の動機
以前は中小企業で総務・人事・経理などの業務に携わっていました。とりわけ社会保険や所得税などの多くの情報を扱う給与関連業務には、当初大変な苦手意識を持っていましたが、ルールや仕組みを学んでいくうちに、いかに効率的に業務を遂行できるかを考えるようになり、目標を立てながら次第に楽しんで取り組めるようになったのを覚えています。
ある時、知人との会話をきっかけにEYが専門的に給与計算を行っていると知り、非常に興味を持ちました。当時は中小企業にいたため、同じ業務を行っている同僚がおらず、独学であれこれと勉強していましたが、EYでは多くの仲間がいて共に成長できます。社内研修制度も充実しているため、より多くのノウハウを身に付けプロフェッショナルになることができると確信しました。これが、私がEYを選択した理由です。
入社後の印象・雰囲気
私が入社した時期は新型コロナウイルスがまん延し緊急事態宣言の真っただ中でした。そのため、数日間のオリエンテーションが終わったらすぐにリモート勤務体制に移行しました。業務はもちろん、会社の仕組み自体も分からないことが多く不安でしたが、同僚や上司と小まめにオンラインで会話できる機会があったおかげでスムーズに会社に馴染むことができました。チームメンバーでのオンラインランチも定期的に開催していたため、メンバーの顔を覚えるのに時間は掛かりませんでした。
働き方の面では、当時からペーパーレス化が進んでおり、リモート勤務にも難なく対応できたため、変化に強い会社だと感じました。勤務時間もフルフレックスのため、働く人それぞれの生活に合わせた柔軟な働き方ができる点も魅力の1つです。常に社員の意見を聴き取り、働きやすい環境を整えてくれているので、安心して働くことができます。
仕事内容
私の所属するGlobal Payrollチームでは、クライアントの給与計算、社会保険手続きなどの業務委託を請け負っています。私は主に給与計算業務を担当することが多いですが、一般の企業の人事部に所属して行う業務との大きな違いは、複数の会社の給与計算を同時に行える点にあると考えています。会社によって給与支給時期やルールが異なり、中には手取り額を固定して行う特殊な計算もあるため、いくつものケーススタディーを実践しながら行うことができ、短期間で大きく成長できると思います。
また、クライアント企業へ実際に入って業務を行うオンサイト業務も行っており、こちらではクライアントの社員という立場で、別の給与計算ベンダーから受領したデータの確認・管理業務を行っています。さまざまなセクションから集めたデータを適切にベンダーへ提出し、その計算結果が適切なのかなどを細かく確認するため、いかに正確で効率的にデータを取り扱うかといった能力を磨くことができます。
仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間
クライアントは外資系の企業が多いため、英語でのやり取りが頻繁に発生します。大学では英語系の学科を専攻しておりましたが、前職ではあまり活用する場がなく、もったいないと感じていたので、学んできた知識を生かせる場がありうれしく思います。
また、給与計算業務なので基本的には毎月同じ業務を繰り返していくことになりますが、経験を重ねていくうちに改善点などが見えてくることがあります。もちろん周りに相談することもありますが、自分で考え出したアイデアを取り入れてうまく行った時にはとてもやりがいを感じます。
今後の目標・キャリアの展望
現在入社3年目ですが、まだまだ知識・経験共に浅いものだと認識することが多々ありますので、さらに経験を積み円滑に業務を行えるようになるのが当面の目標です。
また、海外とのやり取りが多く、英語が必要不可欠なため、社内の研修制度などを活用しつつ普段から勉強するよう心がけています。
将来的には自身の学んできたことを生かして、チームやクライアントへさまざまなアイデアを提供することで互いに成長し、全体の業務の質を上げていきたいと考えています。
当法人に関心をお持ちの方に向けたメッセージ
私は少し経験を積んでからの入社でしたが、EYでは豊富な社内研修制度があり、周りのスタッフもとても親切な方が多く、質問をするとすぐに丁寧に教えてくれるので、全くの未経験からでも安心して学んでいける環境だと思います。また、社会保険労務士や税理士を目指すための資格取得補助プログラムも設けられており、さらに上を目指したい方のサポート体制も整っています。
専門的な業種のため、クライアントからの期待や求められる仕事のクオリティーは高いですが、その分得られるものも多く達成感もあります。グローバルな環境に身を置き、身に付けた専門的な知識を生かして働きたいという方にはうってつけの職場だと思います。ぜひ私たちとEYで働いてみませんか。
