EYのメンバーファームであるEY新日本有限責任監査法人(東京都千代田区、理事長:片倉正美)は、経営およびガバナンス体制、品質管理、人材育成など、監査品質を追求する取り組みを説明する「監査品質に関する報告書2019」を発行しました。
近年、社会、そしてステークホルダーからの監査法人への期待は益々高まっています。テクノロジーの進化、人々の価値観の多様化を背景に、ビジネスが複雑に変化する中で、監査法人も環境への変化が求められています。当法人は、その期待に応え、財務諸表の信頼性を確保するために、クライアントのビジネスを深く理解し、職業的懐疑心を持って、リスクに対応した深度ある監査を一貫して実践して参ります。
そして、幅広い視点や異なる意見を尊重する多様性のある組織づくりに力を入れつつ、グローバルに監査を遂行できる知見やリーダーシップ、業種に精通した高い専門性も監査品質を構成する重要な要素と考え、その維持向上に取り組んでいます。
そして、未来の監査の姿を「Assurance 4.0」と定義し、リアルタイムで監査を進めていく継続的監査(Continuous Auditing)への取り組みを強化するなど、テクノロジーを積極的に活用する一方で、人だからこそ可能となる監査人の深い会計や監査の知識を活かして、社会の期待やクライアントの皆さまのニーズに応えて参ります。